海外/国内ミステリ小説の投稿型書評サイト
皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止 していません。ご注意を!

[ 本格/新本格 ]
月と太陽の盤
碁盤師・吉井利仙の事件簿
宮内悠介 出版月: 2016年11月 平均: 6.00点 書評数: 1件

書評を見る | 採点するジャンル投票


光文社
2016年11月

光文社
2019年07月

No.1 6点 虫暮部 2017/01/03 11:16
 『盤上の夜』応用編のような、但しSF要素は皆無の連作。表題作で殺人事件を扱ってミステリ度が上がったのにそのあと人情話みたいな2編で幕、と煮え切らない。というか作者のミステリに対するこだわりはあまり感じられず、囲碁の周囲の人の営みを描くのにミステリの枠組みを利用した感じ(悪いことではない)。文章は巧みだし味わいはあるが、同じ作者のSF作品ほど凄くはない。


キーワードから探す
宮内悠介
2024年02月
国歌を作った男
平均:6.00 / 書評数:1
2022年01月
かくして彼女は宴で語る 明治耽美派推理帖
平均:6.00 / 書評数:4
2020年07月
黄色い夜
平均:6.00 / 書評数:2
2019年09月
遠い他国でひょんと死ぬるや
平均:6.00 / 書評数:1
2018年02月
超動く家にて
平均:6.60 / 書評数:5
ディレイ・エフェクト
平均:5.00 / 書評数:2
2016年11月
月と太陽の盤
平均:6.00 / 書評数:1
2016年04月
彼女がエスパーだったころ
平均:6.50 / 書評数:2
2013年05月
ヨハネスブルグの天使たち
平均:5.67 / 書評数:3
2012年03月
盤上の夜
平均:6.33 / 書評数:6