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ミステリの祭典

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losvanvanさんの登録情報
平均点:8.14点 書評数:7件

プロフィール| 書評

No.7 9点 姑獲鳥の夏
京極夏彦
(2004/01/22 02:41登録)
これは、「本格」を読み慣れてる人や、
誤った前評判に惑わされて読んでしま
った「文学」な人々には噴飯ものでし
ょう。しかし、その批判は的はずれ。
この作品は、あの何ともいえない陰鬱
でぬめぬめした世界観に浸るためにある
のです。一種のオカルト小説ですな(笑。


No.6 8点 OUT
桐野夏生
(2004/01/22 02:37登録)
うーん、女性に対する描写が鼻につく・・。
それ以外はすばらしいのだけれど。


No.5 8点 龍臥亭事件
島田荘司
(2004/01/22 02:34登録)
作中の「津山30人殺し」の描写は秀逸。
よってこの点数。
それ以外は、お決まりの荒技連発で萎える。

まあ、そうは言っても読む価値はある。


No.4 9点 暗闇坂の人喰いの木
島田荘司
(2004/01/22 02:31登録)
例によって、「んなアホな〜」と言いたくなるトリック(スコットランド以外)はおいておいて、この作品は、物語として純粋に楽しめた。
島田お得意のペダンチックな死刑史語りや、楠に関するエピソードは、アナクロい感覚と思われるかもしれないが、十分に魅力的と感じる。ただ、そういう趣味の無い方は、マイナス2点くらいが妥当か。


No.3 7点 地獄の奇術師
二階堂黎人
(2004/01/22 02:18登録)
二階堂は、ボリュームがある作品の方が
魅力が出やすいと思う。処女作(だったよね?)
からか、そこをやや満たせていない。
個人的に、作品の雰囲気は趣味に合ったけれど。


No.2 8点 悪霊の館
二階堂黎人
(2004/01/22 02:14登録)
この作家、とにかく好き嫌いがはっきり
分かれる。大げさな形容詞の連発に代表
される、大げさな割にもたもたした文体、
オカルトでアナクロい雰囲気・・。
以上の要素が好きになれない方はつらい。
個人的には好きなので、この点数。
嫌いならマイナス4点だな。


No.1 8点 人狼城の恐怖
二階堂黎人
(2004/01/22 02:08登録)
読んだ当時は中学生。ずいぶんと驚きながら読んだ記憶がある。今読み返すと、ずいぶんと酷い箇所が散見されるんだけど、個人的に、あのべたべたしたオカルトな雰囲気が好きなのと、アナクロく、いなたいんだが、何故か読ませる文章を楽しませてもらった。
ただ、ラストはいくらなんでも強引すぎる。

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