home

ミステリの祭典

login
k−tさんの登録情報
平均点:6.93点 書評数:27件

プロフィール| 書評

No.7 9点 魔術はささやく
宮部みゆき
(2004/01/29 21:00登録)
最初に出会った宮部作品。とにかく人物描写や設定がうまくて感動したのを覚えてます。なにより普通なら終わりのところを最後の10ページくらいで見事に大作にしています。これは作者の人間性なんですかね。宮部作品は読み終わると気持ちのいい溜息がでます笑


No.6 7点 R.P.G.
宮部みゆき
(2004/01/29 20:49登録)
いやいやこの作品は宮部のちゃめっけでしょう。なによりも題名が素晴らしすぎる!3重の意味でのRPG!事件の発端がネット内でのRPG。事情聴取がRPG。そして宮部には珍しい多作品の登場人物がクロスオーバーで登場し、この作品自体がRPGである。ミステリー的にはアンフェアだけどまあいいかなと。模倣犯といい宮部の作品はホントに題名が凝ってますよね


No.5 9点 模倣犯
宮部みゆき
(2004/01/29 20:36登録)
多少冗長ぎみですが、作品としては満点に近いでき。宮部の現代ミステリーの1つの集大成かなと。実際の事件は犯人は捕まれば終わりじゃないよってことに気づかされます。宮部みゆきらしい人への優しさが感じ取れる作品です。ただ単純に楽しいミステリーが好きな人にはおすすめできません。宮部の作品は読み終わった後にいろいろなことを考えさせられます


No.4 5点 私が彼を殺した
東野圭吾
(2004/01/29 20:30登録)
「どちらかが」を読んでからだとインパクト薄ですね。作者は苦労しただろうなーと笑。ミステリーの内容としては大して面白くないです。「どちらかが」だけでよかったんじゃないかな。


No.3 7点 天使の耳
東野圭吾
(2004/01/29 20:26登録)
東野作品の中でも短編集なら1番じゃないかな。やっぱ短編うまいと長編もうまいよね。


No.2 8点 どちらかが彼女を殺した
東野圭吾
(2004/01/29 20:19登録)
ミステリーの内容はともかく、この試みに点数をあげたい。流しじゃなくしっかりと本を読む人なら犯人はわかります。名探偵の掟を読んでから読むのがお勧め。作者の気持ちが痛いほどわかります


No.1 8点 名探偵の掟
東野圭吾
(2004/01/29 20:08登録)
ミステリーが好きな人の為の作品。爆笑必死です!話はふざけていながらも、しっかり本格ミステリーになってます。なぜ東野圭吾がこれを書いたのか心中お察しします笑。だからこれ読んだあとに「どちらかが彼女を殺した」を読むのをおすすめします。東野圭吾の本格ミステリーに対する嘆きが生んだ傑作です

27中の書評を表示しています 21 - 27