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ミステリの祭典

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ナオキさんの登録情報
平均点:5.00点 書評数:4件

プロフィール| 書評

No.4 4点 心とろかすような−マサの事件簿
宮部みゆき
(2005/06/22 17:08登録)
元警察犬・マサの一人称で物語は語られる。マサは犬のくせに分別臭い。
『パーフェクト・ブルー』は傑作だったと記憶しているが、その続編にあたるこの短編集はイマイチ。
加代ちゃんや糸ちゃん、諸岡進也といった本来もっと活躍しても良い筈の連中がどうも不完全燃焼気味である。マサは分別臭いし。


No.3 7点 幽霊刑事
有栖川有栖
(2005/06/22 17:05登録)
ちょっと探偵に制約が多すぎるようで、読んでいてもどかしい。
せめて、ラストぐらい・・・


No.2 5点 墜ちていく僕たち
森博嗣
(2005/06/22 17:03登録)
連作短編のような形を取っているが、気に入ったのは『堕ちていく僕たち』と『どうしようもない私たち』。特に表題作のほうは、母さんのエピソードと、先輩の堕胎のエピソードにちょっとほろり。


No.1 4点 黄金色の祈り
西澤保彦
(2005/06/22 17:00登録)
この主人公のことは、最後まで好きになれなかった。
自己欺瞞、自己欺瞞っていい加減にして欲しかった。リアルかもしれないけど、別にそんなリアルなお話を読みたいわけじゃない。
教子さんは、どうしてこんなに主人公に構うのだろうか。恐らく、主人公の人格を最も早いときから最も良く理解していたのは教子さんだっただろう。放っておけば良かったのに。
ラストも何か切ないし、ちょっと不条理だ。
教子さんは、主人公に一体何を求めたのだろうか。
バックの黄金色の夕焼けだけが美しい・・・

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