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ミステリの祭典

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心とろかすような−マサの事件簿

作家 宮部みゆき
出版日1997年11月
平均点6.25点
書評数4人

No.4 6点 まさむね
(2020/05/06 22:30登録)
 前作「パーフェクト・ブルー」に比して、蓮見探偵事務所の用心棒(元警察犬)「マサ」の語りが格段に多くなった短編集。「マサ、留守番する」はタイトルのとおりで、加代ちゃん・糸ちゃん・所長さんはほぼ登場しないですしね。
 筋立てはさすがにしっかりしているし、苦みがある一方での温かみを感じられて楽しめましたよ。

No.3 4点 ナオキ
(2005/06/22 17:08登録)
元警察犬・マサの一人称で物語は語られる。マサは犬のくせに分別臭い。
『パーフェクト・ブルー』は傑作だったと記憶しているが、その続編にあたるこの短編集はイマイチ。
加代ちゃんや糸ちゃん、諸岡進也といった本来もっと活躍しても良い筈の連中がどうも不完全燃焼気味である。マサは分別臭いし。

No.2 6点 麻里
(2002/07/31 19:59登録)
犬好きな人にはいいのかな?

No.1 9点 アデランコ
(2001/07/26 19:29登録)
前回よりもマサが活躍していて良かった。
やはり短編で描くほうが、この手は好きです。
ミステリーとして申し分なし。

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