モンケさんの登録情報 | |
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平均点:7.92点 | 書評数:25件 |
No.5 | 8点 | そして誰もいなくなった アガサ・クリスティー |
(2019/03/30 23:02登録) 「犯罪、バンザイ、カンパイ!」みたいにハシャいで、「うっ・・」って殺されちまう男。あれ、笑う場面ですよね? |
No.4 | 10点 | 黒死館殺人事件 小栗虫太郎 |
(2019/03/30 22:52登録) 実を言うと1点でも0点でも構わない。 知人から「一生楽しめる推理小説だ」と薦められて長い時間をかけてやっと読んだ。「自分はドグラマグラが好きだ」と言ったら、そいつ「あれは『通俗』だ。これは『超俗』だ。」って言いやがった。多分そうなんだろ。確かに一生楽しめそうだ。また読もう。 |
No.3 | 9点 | 獄門島 横溝正史 |
(2019/03/15 12:42登録) 日本ミステリー史上に輝く記念碑。 一つめのアリバイトリックの祠と提灯、二つめの釣り鐘、三つめの手拭い。三つめのが、ちとしょぼいですが。 「真」の真犯人と「手足」なった実行犯の分離がトリックとなっているところが凄いですね。 |
No.2 | 9点 | 魍魎の匣 京極夏彦 |
(2019/03/15 12:22登録) 「押絵と旅する男」オマージュ、転倒された「妖魔の森の家」、耽美幻想文学とSFとホラーとミステリーの見事なる融合。 これぞ日本文学史上の傑作の一つと言うべし。 |
No.1 | 9点 | 姑獲鳥の夏 京極夏彦 |
(2019/03/15 12:08登録) 日本ミステリー史上の傑作だ。 もし単なる一人称記述で終わってたら、ただのバカミス(それはそれで凄い試み)で終わるところ、ある特殊人物を「証人」に添えることで、読者を欺く見事な「密室トリック」に仕立て上げた。 「探偵」と探偵が二人揃ってるってのも豪華。 ま、わからん奴には分からんだろがね。 |