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ミステリの祭典

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くらのかみ

作家 小野不由美
出版日2003年07月
平均点5.83点
書評数6人

No.6 5点 白い風
(2013/07/12 22:08登録)
ミステリーランド第一回発刊の3冊のうちの1冊ですね。
くらのかみ(座敷童子)も出てきて、不思議な世界でしたが、ミステリーとしてはレベル高かった気がします。
もしかして子ども向けにはちょっとレベル高過ぎだったかも?
と思っているのは私だけで、イマドキの子どもにはこれ位のレベルがいいのかな?(笑)

No.5 4点 蟷螂の斧
(2012/08/05 21:53登録)
(ミステリーランド)英文タイトルは座敷童子なので、こちらを主題にしてほしかったと思います。四人ゲームが五人になったことについて、子供たちの疑心暗鬼(誰が増えたのか?)がもっと前面に出れば面白かったのですが・・・毒草事件などに主題が移ってしまい、ややピントがずれてしまったような気がしています。「かつて子どもであったあなたと少年少女のための-ミステリーランド」前者にとっては、若干物足りないといったところです。

No.4 5点 VOLKS
(2010/09/02 11:43登録)
「宴の支度は整いました」
どこかでみたこのフレーズ・・・(笑)
子供の頃、夏休みに父の田舎に行って従兄弟達と遊んだことを思い出した。

No.3 5点 江守森江
(2009/05/23 18:55登録)
ミステリーランド作品としての巷の評価程の作品とは思えなかった。
期待して読まなければ水準レベルにはある。

No.2 7点 884
(2004/02/03 13:44登録)
 「くらのかみ」(講談社)
座敷童と毒物混入事件。タイトルがくらのかみ、英字のタイトルが"Zashikiwarashi"なので、主題は座敷童なのでしょう。
 少年ものらしく子供たちの性格付けに悪意がなく、結末まですっきりと読むことができました。同世代の子供たちの連帯はなかなか微笑ましくていいですね。

No.1 9点 寝呆眼子
(2003/08/20 19:46登録)
作品名:「くらのかみ」(講談社)
子どもにも読みやすいように、漢字には全部ルビがふってある叢書ですが、その内容はといえば、大人が読んでも十分以上に楽しめる「本格」でした。なんとなく推測できる部分と、「やられた!」と感じる部分とのバランスがとても良いように思います。「将来、子どもに読ませるために」などと言い訳しながら買いましたが、この話を読んで楽しめる年齢って、何歳くらいからなんでしょうか。(謎解きの部分、小学校高学年なら理解できるかなあ。)

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