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ミステリの祭典

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ダークゾーン

作家 貴志祐介
出版日2011年02月
平均点5.25点
書評数4人

No.4 4点 いいちこ
(2023/08/09 16:51登録)
紙幅の大半が費やされる、将棋を模したバトルゲームは、それなりに描けている。
ただ、目次から勝敗の推移が概ね予想できるという点が決定的な欠陥だろう。
勝敗の帰趨を決定的に左右する重要な設定が、言わば後出しジャンケン的に、徐々に明らかになっていく点、獲られたはずの駒が絶命する前に相討ちにもっていく場合と、そうでない場合がある点など、小説である以上、当然とは言え、著者の匙加減一つという印象をあまりにも強く受ける点でも少なからず減点。
そうなると読者の興味は「このゲームの舞台は何なのか」という一点に集中するのだが、予想どおりの最悪の真相。
著者の筆力は感じるものの、好意的に評価することはできない

No.3 5点 touko
(2012/07/29 12:28登録)
作中に出てくる将棋を擬人化したゲームが、ちっとも面白くないんですよね……センスも古臭くて、ファミコン時代のダメなシミュレーションゲーム(いわゆるク○ゲー)みたい。

現実にあるヘボなゲームですら、小説ではうまく描写して楽しげに見せるということは可能なのに、これはオチも見え見えだし、小説としても面白くありませんでした。

No.2 5点 haruka
(2012/02/12 21:57登録)
複雑なルール設定に基づく緊迫の戦闘シーンは面白かったが、珍しくラストに捻りがなかった。

No.1 7点 ayulifeman
(2012/02/12 17:01登録)
設定が面白く先が気になる展開が続く。ただこうすればいいんじゃないかという”必勝”の抜け道がありそうでなんだかもどかしいかんじ。断章でキングの周辺情報が明らかになっていくが私はゲームの展開や勝敗が気になってしまったしそちらを突き詰める作品でもよかったと思う。

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