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ミステリの祭典

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黒猫の三角
Vシリーズ

作家 森博嗣
出版日1999年05月
平均点5.57点
書評数30人

No.10 1点 モトキング
(2003/12/25 16:30登録)
まず絶対にこれだけは言いたい。
「このトリックはあり得ない」
もちろん、例のアレのことだ。幽霊を見たとかいうアレだ。
別に小説世界に限りないリアルを求めるわけではないが、小説家…それもミステリ作家が、作品として世に出して良いレベルではない。
…本当にため息。
それ以外は流石、森博嗣。キャラ映えの達人として、S&M好きをそのまま逃さず取り込もうとする少女漫画的キャラ満載である。
魅力ある会話。ストーリーも悪くないし、この犯人の動機の発想は天才的ですらある。
でも、…嗚呼、マジでため息。
あり得ないって。駄目だって。小説でも現実でもあり得ないって。やっちゃいけないって。
好きだからこそ、悲しい。…やっぱ採点はこうならざるを得ない。

No.9 9点 ばやし
(2003/12/14 21:14登録)
みなさん辛口ですねぇ・・あたし的には犀川&萌絵シリーズと同じくらいおもしろくて魅力的でしたけど♪小鳥遊君のキャラ大好き^^そんなに可愛い男の子見てみたいなぁ(笑)確かに犯人は分かりやすかったってゆうかあんた以外ありえんでしょ!って感じだったけど動機がわからなくて結局最後まで理解出来なかった〜(理解しようってゆうのが無駄なのか??)でも森博嗣氏の作品の犯人さん達は狂気ギリギリなのが多いからこうゆうのもミステリにはありかな〜〜って思いました!!

No.8 8点 四季
(2003/11/14 23:58登録)
ううん、前シリーズと比べるとちょっと見劣り。
登場人物はいい感じ。でも本筋のミステリがいまいち&簡単。
実はS&Mシリーズからこちらにうつるのが怖くて数日読み始めるのが遅れた(苦笑)。でもその心配は必要なっかたと思えるだけの出来でした。さすが!

No.7 4点 なな さんいち
(2003/08/02 22:20登録)
ああ、がっかり。
僕には前シリーズよりレベルが低く感じられた。
次作、読もうかなあ・・・。

No.6 5点 ガッチョン
(2003/06/30 12:26登録)
トリックの点は「ラストを面白くするから勘弁してくれ」見たいなとこがある。はっきり言ってそういうのはやめてほしい。まあ事実、動機が凄まじくて面白かったけど、この作品を読んだ人の99%位は文句を言いたくなるんじゃないか、と思う。

No.5 5点 空瑠
(2002/08/27 16:40登録)
キャラクター小説としてはとても良い。だが、こんなにも犯人当てが簡単な推理小説を読んだのは初めてだ。本の4分の一程度の、事件が起きる前であるにも関わらず犯人が解かってしまったんだが。(苦笑)

No.4 6点 由良小三郎
(2002/08/12 09:04登録)
新しいシリーズのキャラクタは、イマイチでした。期待は紅子さんの息子のヘッ君かなと思います。
凶器について一言、ゆるみ止めのついた配線用の結束バンドを僕も仕事で使うことがあるのですが、凶器としての実用性は、普通のズボン用のバンドに劣るというのが、結論です。きっちりしまるというのが、作者の美意識に訴えたのでしょうか。(余談です)

No.3 9点 もよもよ
(2002/08/05 00:19登録)
新シリーズ1作目という気合が感じられた気がしました。今回のキャラクターたちもちょっと変わってて、期待通りに魅力的でした。
私には犯人も意外だったし、かなり楽しめました。
文庫の解説にもありましたが、作中に正解のないクイズを出すのはイジワルですよね・・・。

No.2 5点 okuyama
(2002/06/27 14:08登録)
先にシリーズ第2作目を読んでしまったので、見事に引っかかってしまいました。シリーズものは順番に読まないとだめですね・・・。
密室のトリックは「えー?」ですが、それなりに面白かったです。

No.1 5点 G?予想家K
(2002/03/25 15:14登録)
「新シリーズが始まりますよ」というアナウンス自体をメイントリックにしてしまったのには驚きました。そのぶん事件のほうのしょぼさは大目に見てもいいかな。それにしてもこのシリーズは省エネ設計ですよね。さらりと読んでしまって印象があまり残らないのはそのせいでしょうか。

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