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ミステリの祭典

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今はもうない
S&Mシリーズ

作家 森博嗣
出版日1998年04月
平均点6.67点
書評数58人

No.18 7点 モトキング
(2002/09/13 11:47登録)
本作の肝は、その構成。メインのストーリーで繰り広げられるトリックや人物描写や、そんな全てを、この構成作りの一要素として捉え、徹底している。だからかも知れないが、メインストーリーだけを抜き出すと、ミステリとしての出来は、かなり凡作。
そして、この構成におるサプライズを成立せるための条件は、読者が本シリーズ(S&M)の他作をある程度読んでいるということ。確かに万人向けではないが、当時から結構売れていた本シリーズにおいては、ビジネス的にも需要的にも、確かにアリなのだろう。
ちなみに、私は大のファンになっていたので、途中、その可能性に気づいてしまいながらも、結構面白かった。

No.17 9点 元々大介
(2002/05/13 16:22登録)
密室よりあのオチ。その衝撃がすごかったんで、この作品がS&Mシリーズで一番好き。幾多の困難を乗り越えて、順番どおり読みつづけて来た者へのご褒美として受け取りました。
2度目読み返ししてみたら、ちゃんと○○とは違う人物描写になっていることにまたびっくり。
この人も、両親早く亡くしてるんですね。(でも、兄弟のことを言わなかったのはちょっとずるいかな)

No.16 8点 テツロー
(2002/04/06 23:12登録)
 嵐の山荘、2つの密室、姉妹入れ替わり、素人探偵達の推理百出。途中までは、一番本格本格していた。解決が…う〜ん…。
 でも、全体としては良いと思います。その全体の仕掛けに見事に引っ掛かったので。…この姪にして、この叔母ありか。

No.15 9点 閑蠢
(2001/11/23 17:49登録)
シリーズ10作の中でとても印象に残る作品。
綾辻氏の「館シリーズ」で言うところの「人形館」的ポジション。
ということはつまりこれまでのシリーズ読んどかないとダメ。

No.14 7点 jyungin
(2001/11/20 21:42登録)
ちゃんと騙された。シリーズも後半になると、こうゆうのを入れるのも手。と納得。つくづく、少女趣味でロマンチストだと思う。でも、その見せ方はきれい。

No.13 9点 ryz
(2001/11/07 03:37登録)
低めの評価が多いみたいですけど、個人的にはかなり好きです。たしかにこれ一冊だけを読むと辛い部分もありますが。でもやっぱり「ああいいなあ」と思ってしまったものには弱いです。そういう本には時々しか出会えませんから。

No.12 6点 wataru
(2001/10/14 21:44登録)
シリーズものも続くと、1作はこういう裏わざ的なものを作りたくなるんでしょうか?綾辻行人の「人形館」みたいなものですかね。

No.11 4点 pecosmile
(2001/09/20 05:22登録)
なんか変だな〜と読んでましたが、やっぱり変でした。
ファンと言えど、これはちょっと面白かったとは
言いがたいです。うーん、イマイチ。

No.10 8点 クニプニ
(2001/08/31 18:28登録)
ミステリと声高には言えませんが、おばさんの強引なキャラクターが気に入っているので、私としては楽しいお話でした。

No.9 9点 たぬき
(2001/06/10 15:08登録)
それなりに満足。ただし、ミステリとしては0点。
これはファンのための本だろう。それも悪くない。
氏が文章を書くのは趣味ではなくビジネス。こういった本を出版するのも、ビジネスとしては良いやり方だと思う。
私は気に入った、だってファンだから(笑)

No.8 8点 オリオン
(2001/06/02 18:14登録)
こういう作品も書けるのか〜と思いました。ほんと感性豊かな人ですよね、森先生は。言葉の使い方が洗礼されてます。

No.7 2点 BJL
(2001/05/25 21:43登録)
これは、推理小説じゃないよ。読者はキャラクターのファンだけじゃないんだよ。

No.6 4点 tenkyu
(2001/04/30 23:51登録)
密室を叙述トリックの為の囮に使った点は評価できるが、それ以外は最低。ファンの為の作品でしょう。

No.5 6点 zukkie
(2001/04/25 11:21登録)
密室のトリックはイマイチでしたが、設定にまんまと騙されました(笑)。密かな睦子叔母様ファンとしては面白かったと思うんですけど、、、皆さんの評価は低めですね。

No.4 5点 きょん
(2001/03/31 16:20登録)
いっつも思うんだけど、このシリーズ中の人たちってみんなコーヒー飲み過ぎじゃないかなぁ?胃に悪そう。
トリックはまあまあ。

No.3 7点 馨子
(2001/02/23 14:17登録)
すべてがメインのトリックのためのお膳立てだったと考えると「巧い」と思います。前2作が大作だったので「ここでこうくるかぁ」というかんじ。正攻法ではないけど「あり」かな。

No.2 6点 もよもよ
(2001/02/22 17:30登録)
ラブストーリィは萌絵&犀川のだけで充分。
トリックは好みじゃないです。

No.1 5点 まっつん
(2001/02/21 02:52登録)
期待外れ。森博嗣も人の子。不作もあるんだ。

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