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ミステリの祭典

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東尋坊マジック
水乃サトルシリーズ

作家 二階堂黎人
出版日2011年08月
平均点3.75点
書評数4人

No.4 3点 レッドキング
(2023/02/13 18:49登録)
水乃サトル・マジックシリーズ第五弾。4年周期に繰り返される残虐な女性殺人事件と、銃による交換殺人事件の強引な連結。捻り付きの贅沢までは望まないが、せめて二つのネタには、偶然ではない物語的統合性がほしく。
銃殺アリバイトリックに2点、猟奇殺人鬼「冥妖星」のプロファイリング風ネタに1点プラス。

No.3 4点 HORNET
(2017/08/20 18:19登録)
 彼の短編では何度も読んでいると思うのだが、長編の一作品を読むのは今回が初めて。正直、簡単だった。

 おそらくメインとなる東尋坊での銃殺事件だが、わざわざ衆人環視のもとで実行されることや、撃たれた人物がすぐには発見されないくだりから、早々から大体のトリックは見当がついてしまった。

 にしても、未解決事件「冥妖星」とのリンクは、あまりにも偶然が過ぎるだろう。まぁ物語なんだからあんまり口うるさく言いたくはないのだが。

 ただ、サイトでの他の投稿者の方の評価もかなり厳しいので、二階堂氏の作品中でももともとキビシイものだったと考えて、これに懲りずに機会があれば他作品も読んでみようとは思う。

No.2 5点 測量ボ-イ
(2017/01/29 12:37登録)
(一部ネタバレ)

全体的にはまあまあ。
大きく分けて2つの事件があり、その一つは意外性もあって楽しめる内容でした。
ピストルのトリックはやや残念感がありますが。
それよりもがっかり感があるのはもう一つの事件とつながっているようでつなが
っていない結末ですかねえ。
そのあたりはちょっとスッキリしなかったです。

No.1 3点 まさむね
(2012/02/19 11:11登録)
 結構がっかりな作品。
 水乃サトルが遭遇した東尋坊での銃殺事件と,日本各地で20年にわたって発生している猟奇的殺人事件いう,大きく2つの事件を解き明かそうってことなのですね。まぁ,ご都合主義感満載で,解決はするんだけどさ…。
 前者の事件は,一定の謎がある分だけ,まぁ,ごちゃごちゃ言いますまい。(勿論,言いたいことは山ほどあるのですよ。敢えて言わないだけで。)
 ひどいのは後者の事件。なんだこりゃあ。長々と無駄に読まされた…って印象しか受けませんでした。つまらなかったです。作者は読者に何を与えたかったのでしょうか。
 正直,唯一良かった(驚いた)のはエピローグの最後の一行のみ。と言っても,叙述系の「驚き」ではありませんし,事件とも無関係。このシリーズの読者として「へぇー」くらいのものですが。

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