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ミステリの祭典

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浪花少年探偵団
しのぶセンセシリーズ

作家 東野圭吾
出版日1988年12月
平均点6.00点
書評数10人

No.10 5点 りゅうぐうのつかい
(2016/10/11 20:13登録)
タイトルから、少年たちが活躍する話かと思っていたが、そうではなくて、少年たちの担任教師であるしのぶセンセが活躍する物語。
五編から成る短編集で、いずれの話でも死体が発見されるが、謎の中身は「日常の謎」系の軽いものばかり。
いずれも、しのぶセンセのヒラメキを契機に真相にたどりつく話だが、やや荒唐無稽で無理矢理な真相のものが多く、突出した出来ばえの作品はなかった。
がさつで、おせっかいで、うるさくて、言葉使いが汚い「大阪のおばちゃん」。
その「大阪のおばちゃん」の特質を、若いながらも持ち合わせているしのぶセンセを始め、しのぶセンセに思いを寄せる新藤刑事や悪ガキなどの間で交わされる大阪人特有の会話のノリが面白いと感じれば楽しめると思うが、個人的にはあまり楽しめなかった。

No.9 7点 akkta2007
(2012/02/10 22:51登録)
短編の中にも笑いあり、トリックがありと、とても楽しめた。

No.8 3点 ムラ
(2011/11/26 00:12登録)
トリックもしっかりしてたしキャラもちゃんとしてたので思っていたよりは面白かった。
ただ三角関係はいるのかな。
さっくりと見れるので、次回作も見ようと思う。

No.7 5点 まさむね
(2011/02/02 22:23登録)
 小学校教諭(しのぶセンセ)が活躍する大阪人情満点の連作短編ミステリ。
 登場人物のキャラがそれぞれ魅力的だし,恋のさや当てなんかもあって,気軽に楽しめましたね。
 トリックの印象はほとんど残らなかったですけど…きっとキャラの印象が強かったせいなのでしょう。きっとそうだ。そう信じよう。

No.6 4点 ミステリー三昧
(2009/05/08 23:56登録)
<講談社文庫>しのぶセンセシリーズ1作目(連作短編/1988)です。
物語も謎解きも印象に残りませんでした。気になったのは、しのぶ先生を中心とした三角関係ぐらい。ドラマ化されているみたいなので、その年代の頃に読んでれば楽しめたかもしれません。次回作はどうしようか。。。

No.5 7点 VOLKS
(2008/07/30 21:41登録)
はじめは気になった関西弁や強烈な登場人物達も、2話・3話と読み進むうちに気にならなくなり、最後にはニヤニヤ笑いながら読んでいる自分に驚いた。
読みやすい連作短編だが読みやすいだけではなく、コメディタッチの中にもきちんとした事件・ミステリィに仕上がっていると感じた。
新藤ガンバレ。

No.4 7点 COBRA
(2008/06/13 14:48登録)
爆笑箇所あり。大阪の下町がいいお好み焼き味。

No.3 7点 Tetchy
(2008/04/12 23:57登録)
大阪弁が軽快に飛び交うライトミステリだけど、扱われている事件はけっこう深刻な物もあるので、高校生以上になってから読む方がいいかも。
「しのぶセンセのクリスマス」が個人的にはベスト。
でも『浪花少年探偵団』といっても活躍する少年はせいぜい2人なんだよなぁ。

No.2 7点 なの
(2004/10/06 17:08登録)
ミステリとしては極々普通なんですが、キャラの魅力が抜群。
関西弁も相俟って、何やらコントを観ているかのような軽妙さです。
素直に面白かった・・・。

No.1 8点 さとりんこ
(2003/09/19 15:59登録)
たまには「可愛らしい小説」も読んでみたくて、これを選びました☆
想像以上に面白いっ!思わず吹き出してしまぅ場面もありました。最後も、少し感動です♪続編もあるみたぃですから、是非読もうと思いますo((*^▽^*))o

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