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ミステリの祭典

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プリズム

作家 貫井徳郎
出版日1999年10月
平均点6.15点
書評数27人

No.7 6点 VOLKS
(2007/07/07 20:57登録)
結局、答えが解らない。正直、こういった作品は苦手なのだけれど、この作品は後味が悪くなかった。貫井徳郎の文体のせいだろうか。

No.6 6点 とと
(2007/05/22 15:28登録)
読後感は、なに、これ、なんかずるい、です。犯人わかんないし、構成としてはおもしろいかもしれないけど、なんか納得いきません。こういう小説もあってもいいのでしょうが。。。

No.5 5点 トクロー
(2005/07/21 22:02登録)
う〜ん、、全く予備知識なしで読めたら、その斬新さをもっと楽しめたのだろうけど
こういう特殊な作品は、どうしても、どっかから多少のインフォが入っちゃうんだよね。

タイトルはストーリーの展開形式を象徴するものかと思ったけれど、○○○そのもののことだったんだね。

で、結局真相は?

No.4 8点 ぬくい
(2005/04/07 19:57登録)
面白い。
結局真相は?というのは愚問ですね。
今まで読んできた中には無いタイプだったので、楽しめた。

No.3 9点 760
(2005/02/24 00:13登録)
容疑者が語り手へ、んで最初にもどる的な流れに思わずにんまり。読み後もすっきりしました。

No.2 8点 パブロピカソ
(2004/08/14 02:22登録)
これもミステリのひとつの形だから、と忘れられかけている形式を用い、本格の傍流を示した。(今となれば傍流だが、本来は本格の一形式だろう)
リドルストーリーであっても本格たりえる。そして十分面白いものを作りえる。
忘れがちですね。

No.1 7点 しゃんてん
(2003/04/15 11:21登録)
 章ごとに記述者が変わるミステリ。記述者ごとに、被害者の人物像や事件の見え方が変わるのも面白い。それぞれの記述者の導き出した結論は、必ずしも論理的でない。思いつきに過ぎない。しかし、それがその記述者にとっては、非常に真実味があるというのが納得できた。本格ではなく、推理することの面白さが味わえた。しかも、何度も読み返したくなる構成もうまい。

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