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ミステリの祭典

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ウォッチャーズ

作家 ディーン・クーンツ
出版日1993年06月
平均点8.25点
書評数4人

No.4 7点 itokin
(2012/10/30 10:08登録)
ミステリーと言うより怪奇小説だな、単純ともいえる物語なのに少し長過ぎいらいらする場面もあった、しかし、よく売れている流行作家らしく話の展開、表現、盛り上げ、まとめ方等よく心得ているなと思った。

No.3 8点 あびびび
(2011/08/12 13:25登録)
ミステリ色はやや薄めで結末も範疇の中だったが、最後まで手に汗。力作だ。

この作者とはあまり馴染みがなかったが、これからいろいろ読んでみたい。

No.2 8点 kanamori
(2011/04/04 18:08登録)
これは一般受けする方のクーンツ。
正体不明の邪悪なものに追われる主人公たち、という作者の作品でよく見受けられる構図ですが、知性を持つ犬ゴールデン・レトリバー・”アインシュタイン”が実に魅力的で、犬好きならずとも物語に引き込まれる。
対照的な存在である”アウトサイダー”の悲哀も印象的でした。

謎解きサスペンスにロマンス、そして犬と人間との交情など、エンタメ性抜群のクーンツの代表作といっていい作品。

No.1 10点 Tetchy
(2010/01/20 23:57登録)
やられた。クーンツがこんな作品を書くなんて。

とにかく<アウトサイダー>にやられた。
クーンツの悪い特徴である素っ気ない結末で締め括られるわけでなく、カチッと最後のピースが当て嵌まるかの如く、素晴らしいエンディングを用意しており、心にずっしりとストーリーが残った。殺し屋ヴィンス、追跡者レミュエル、これら脇役が全てプロットに最後の最後まで機能しているのもクーンツにしては珍しい。

現時点でのクーンツ作品№1。

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