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ミステリの祭典

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サイコセラピスト探偵 波田煌子

作家 鯨統一郎
出版日2001年03月
平均点5.25点
書評数4人

No.4 6点 TON2
(2012/12/10 17:21登録)
祥伝社文庫
 全くとんちんかんな感性を持った女性が主人公という点では、北村薫のお嬢様探偵と似ています。(しかし、こちらのほうは容姿は地味ですが・・・)語り口に嫌みがなく、ライトな感じで、中学生の娘も読んでいました。

No.3 5点 メルカトル
(2010/09/05 07:48登録)
波田煌子の推理は、ほとんどがこじつけで感心しない。
だが、そのキャラは天然ボケで憎めないものがあるし、逆に名探偵らしい鋭さが全く感じられないので、作品全体がほのぼのした雰囲気に包まれている。
最終話は、切ないような、胸に迫るような展開となっているのは少々意外で、嬉しい誤算とも言える。
優しく暖かい余韻を残す幕切れとなっている。

No.2 5点 kanamori
(2010/08/22 14:51登録)
サイコセラピスト探偵・波田煌子シリーズの第1短編集。
メンタル・クリニックを舞台に、奇妙な症状を持つ患者たちの隠された原因を突飛な論理で解き明かす。いわば”日常の謎”に近いテイストですが、ロジックは強引すぎてとてもほめられません。
ただ、無免許で常識知らずの探偵役・煌子の天然ボケが楽しい。作者にすれば珍しくキャラが立っているように思います。

No.1 5点 vivi
(2009/11/27 02:59登録)
ミステリとしてはゆるゆるで・・・というか脱力で、
本格ものを読みたいと思って読む作品ではありません。
洒落の分かる人だけに、オススメします(^^;

ちょっとだけ、心理学などの知識が増えます。

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