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ミステリの祭典

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田舎の刑事の趣味とお仕事
田舎の刑事シリーズ

作家 滝田務雄
出版日2007年08月
平均点4.25点
書評数4人

No.4 3点 makomako
(2012/07/22 16:57登録)
 これは好みではありません。作者は人が死なない推理小説を書こうと思ったとのことで、そういった姿勢は悪くないのですがなんといっても文章が悪いし、登場人物があまり感じ良くない。
 こういった話では一見仲の悪い同士でもどこか心がつながっていないとしっくりしない。
 わたしには暇つぶしにもなりませんでした。

No.3 5点 まさむね
(2012/07/09 23:23登録)
 「脱力系ミステリ」を標榜しており,確かにそういう側面も否定できないのですが,内容としては結構本格してますし,短編ネタとしては水準以上の出来栄えと感じました。
 ただし,描写力は決して高くなく,事件の概要がつかみ辛かった。視覚的に浮かんでこないというか…。惜しいなぁ。
 ちなみに,連作短編の進行に合わせて主人公のキャラが大幅に変更されて(崩れて)いるのですが,私は変更後の自虐キャラの方が好みで,なかなかに癒され(?)ましたよ。

No.2 3点 kanamori
(2010/07/01 18:19登録)
脱力系の本格ミステリ連作短編集。
田舎の警察が扱う事件ということで、役場の苦情係が担当するような事件まで乗り出します。
主人公の黒木と部下の白石のドタバタ騒動の中に伏線をまぶして、気付きとロジックで読ませるタイプのミステリですが、文章が絶望的に拙く、残念ながらついていけなかった。

No.1 6点 江守森江
(2009/05/29 23:36登録)
この出版社らしい連作短編集。
タイトルからの印象より本格色が強く各話水準以上で面白い。
シリーズとして続編も期待できそう。

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