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ミステリの祭典

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御手洗潔の挨拶
御手洗潔シリーズ

作家 島田荘司
出版日1989年11月
平均点6.35点
書評数49人

No.9 7点 ギザじゅう
(2002/11/01 22:38登録)
事件の謎はちょっと考えればわかりそうな物ばかりだが、
どれもなかなか楽しめる。
『疾走する死者』の話では石岡君ではないキャラクターの視点から描かれているため御手洗の変人ぶりと超人ぶりが強調されていていい。

No.8 6点 のり
(2002/03/28 00:43登録)
短編と言うと、作品ごとに頭を切り替えるのが面倒で集中できなかったり、長編にする程でもない安いトリックオンパレード、という印象があるのですが、キャラ先行ということで読みやすかったし、長編とは違った遊び感覚にも惹かれました。個人的には宝くじの話、気に入ってます。

No.7 7点 モトキング
(2001/12/27 17:09登録)
御手洗短編モノ全てに共通することだが、これらはやはり、御手洗ファンのためにある作品であると感じる。御手洗ファンでなければ納得いかない作品が多々あるが、しかし、それはそれで需要が多い故に、許される供給であると思う。かくいう私は御手洗も含めて島田先生の大ファンなので、はっきりって面白く読めた。
ただ、島田作品は最近の長編作品の殆どが、やたらに分厚く、謎そのものより、舞台背景とかサイドストーリーのために費やす分量が多い中で、短編は簡潔にまとまっており、ミステリを構成する必要最低限な要素だけが濃縮して詰め込まれていると感じる。もちろん個人的には、無条件で短編が長編に劣るとは思っていない。
前述の内輪ウケという面も確かにあるが、基本的に島田作品の短編は、どれも内容の濃縮という意味で、非常に良作なミステリが多いと感じる。本作も例に漏れず「数字錠」等の純粋な物理トリックモノが素晴らしい。また、「疾走する死者」は、あの「嘘でも〜」シリーズの巧クンが御手洗シリーズに登場している点が、ファンなら楽しめるだろう。

No.6 5点 jyungin
(2001/11/20 21:34登録)
この作品で島田は初めて読んだのですが、まるきりホームズのノリですね。そこが懐かしくて楽しみました。小説としてはやはり幼稚ですが。

No.5 6点 pecosmile
(2001/09/20 04:42登録)
どれも似たような雰囲気でなかなか一気に読めませんでした。
よかったとは思います。
リアルタイムで読みたかった。
やっぱり探偵が好きだなあ。

No.4 6点 小太郎
(2001/09/19 13:58登録)
長編の方が良さがでる作家なのかな?

No.3 9点 みゅう
(2001/09/05 02:19登録)
一般に人気のある「数字錠」も良かったけど、御手洗さんの音楽性に関する話が好きな私はやっぱり「疾走する死者」が大好きです。石岡くんでない人が語る御手洗さんの姿も新鮮で楽しく読めました。

No.2 8点 水母
(2001/05/23 14:05登録)
これともう一つの御手洗の短編集が大好き!
私の身近に御手洗に匹敵する変人がいて読みながら勝手にその人をキャスティングして面白かったので。

No.1 6点 tenkyu
(2001/05/06 01:17登録)
なかなか面白い短編集だと思うが、氏の作品になれると先を読みやすく、その点は頂けない。彼の作品、全作似過ぎ。
雰囲気過剰という気もする

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