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ミステリの祭典

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有栖川有栖の密室大図鑑
有栖川有栖

作家 事典・ガイド
出版日1999年12月
平均点6.00点
書評数4人

No.4 6点 斎藤警部
(2015/11/13 00:58登録)
こんだけの絵解き本を一切のネタバレ無しで遂行し切る、厳しさ満点のその遊び心に惚れるしか無いでしょう!

No.3 6点 江守森江
(2011/01/13 00:04登録)
有名密室ミステリ作品の舞台をイラスト図説とネタバレなしの有栖川解説で紹介しているガイド。
ネタバレなしなので原典作品を読まなければトリックは解らずモヤモヤする→原典作品を是が非でも読む→その時には傍らに置き、親切な図説がイメージを喚起する。
こうした循環を考えると凄いガイドだと思えてくるから「あら不思議!」
もっとも紹介作品に今さら読んでも的作品がチラホラあるのは残念。
現実世界では滅多にない密室殺人だが、創作世界ではまだまだ王者として君臨している(読者の側もよく飽きないものだ)
こんな本が出版されるくらいだから密室ミステリには図説添付を義務付ければ良いのに!
※この後2chを覗いたら、国産ミステリに見取り図&登場人物一覧添付を・・・・なんてコメントまで書かれていた。

No.2 6点 測量ボ-イ
(2009/09/06 14:00登録)
既読の作品では、自分が想像していた密室とイラストとが
似通ってるのとだいぶ違っているのとあったりして、結構
楽しめました。
基本ネタばれなしですから、未読の作品を読んでもOKで
す。
でもミステリ-そのものではない(ガイド本)なので、採
点が難しいですね・・・まあ無難に6点としましょう。

No.1 6点 vivi
(2009/05/07 02:19登録)
有栖川氏が取り上げた、古今東西の印象的な密室について、
磯田和一氏のイラストを添えて解説しています。
このイラストが、なかなかの見物です。
読んだことがある作品は、自分の中である程度絵ができているので、
なんか、私の想像と違う~!と思ったり、
自分が読んだときはイメージが湧きにくかったものを、
見事に絵にしてくれていたり、
そういうのが、楽しいのです。

また、それぞれの作品についての有栖川氏の文章も、
いいさじ加減でネタばれ無しですから、
ガイドブックとしては申し分ないかもしれませんね。

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