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ミステリの祭典

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MAZE
ウイルスハンター・神原恵弥

作家 恩田陸
出版日2001年02月
平均点5.50点
書評数8人

No.8 5点 abc1
(2008/10/05 16:34登録)
恩田作品は最後の結末を曖昧にぼかす(ごまかす)ものがあるのでそこが嫌いなのですが、この作品は一応決着がついているので、そこの点は好感が持てました。でもみなさん仰ってる通り、その結末がちょっとしょぼいのが問題。ここらへんがこの人の限界なのでしょうか。

No.7 3点 なの
(2008/10/03 22:14登録)
派手に始めて尻すぼみ
恩田作品の悪い点の象徴みたいな話ですな
キャラもイマイチなんでちょっと・・・

No.6 6点 留吉
(2005/01/28 17:53登録)
 不思議な話やミステリー・クイズが好きな読者には、中盤までのアブソービングはかなりのもののはず。 シンプルな設定、何らかの人間消失ルールを有するという不条理な建造物・・・確かに、下の方が言うように『CUBE』という映画が連想されるが、終盤はむしろ『GAME』(仲間由紀恵のではなく、洋画の方)が思い出される様相を呈してくる・・・
 結末は、途中までのワクワク感に見合うものとは言えないが、この話のイリュージョニックな部分は(勿論、ミステリアスな演出に十分功を奏しているが、それ以上に)作者が最後に見せた「一瞬一瞬の中の生命の輝き」を描き出すための舞台装置ではなかったのだろうか。

No.5 6点 りえ
(2004/03/18 22:10登録)
建物の奇異な感じがリアルに描かれていて、前半グイグイひきこまれた。中盤で、ページ開いた瞬間、大文字で書かれていた部分があり、その効果にかなりビビってしまった・・・。

No.4 6点 藍幻
(2004/03/07 23:55登録)
途中まではすっごく面白かったのに、結末はイマイチだった。怖いまま終わらせて欲しかったなと思う。でもそこそこに楽しめました。

No.3 4点 k−t
(2004/01/29 22:13登録)
ここまで盛り上げてラストはそれかよ!って感じでがっかりしたを覚えてます。違う展開だってあっただろうに。そのままホラーにしちゃえばよかったのになぁ

No.2 7点 のび
(2003/05/17 13:34登録)
恩田作品に共通するが、途中まで引きずり込まれながら最後は「えっ、そうなの…」と突き放されて消化不良を起こしてしまう感じが今回もあった。面白いのは面白い。映画「CUBE」をちょっと思い出した。

No.1 7点 一千花
(2002/11/02 21:48登録)
ホラー作品だと思う。怖かった
「白い建造物」そのものよりも物語全体に謎めいた
ものが感じられる。 それを作者はあえて総てを
明かそうとしないので読みながら色々考えてしまって
より怖かった。
オチは予想通りだし 見たようななシュチェーション
なのに恩田陸氏が書くと雰囲気がある

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