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ミステリの祭典

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ラットマン

作家 道尾秀介
出版日2008年01月
平均点6.71点
書評数45人

No.5 7点 teddhiri
(2008/10/28 18:46登録)
 幾重にも仕掛けられたどんでん返しと伏線。暗い話ですがラストでかすかな光をもたらしてくれる。犯人は動機があとづけになっているため伏線は張っているが、違和感がある。

No.4 7点 VOLKS
(2008/06/26 21:13登録)
若干先読み出来る感もあったが、後半になって二転三転する展開はなかなか面白かった。
「ラットマンの絵」の件が興味深かった。

No.3 6点 シーマスター
(2008/05/21 21:38登録)
うーん・・・・・・・・・・・・・・・なんか普通。

確かに読めない多重捻転、並行して語られる過去の「死亡事故」も含めて登場人物達の齟齬が交錯する展開は巧いとは思うが、この程度の意外性はさほど珍しくはない。

この手のミステリとしても(あまりよく憶えてないけど)AB・・・氏の0・・・などの方が面白い構成だったような気がする。

複雑な環境で育った主人公の心理描写も多く、「家族」についてのメッセージ性なども感じられ、単なる殺人モノでないことは分かるが、その辺りに東野氏や伊坂氏の作品がチラついてくるところも若干オリジナリティ不足を感じさせる。

No.2 9点 CATS
(2008/05/15 01:54登録)
騙されました!道尾作品は本当にだまされます。

No.1 9点 dei
(2008/05/03 23:32登録)
巧い。
よく練られているし、読後の満足感もある。
他の道尾作品が読みたくなった。

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