| 命取りのエピソード ダニエル・ホーソーンシリーズ |
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| 作家 | アンソニー・ホロヴィッツ |
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| 出版日 | 2026年09月 |
| 平均点 | 7.50点 |
| 書評数 | 2人 |
| No.2 | 8点 | HORNET | |
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(2026/09/23 20:15登録) ホロヴィッツ作「メインテーマは殺人」が映画化されることになった。話を持ち掛けてきた興行会社は映画製作の実績も少なく、キャスティングも不安がある中ではあったが、いつものように人の好いホロヴィッツは押し切られて撮影スタート。だが、その撮影現場で主役のホーソーン役を演じる俳優が殺害された。当然撮影は中止、疑惑はキャストやスタッフらのチームメンバーに向けられる。自身の役柄を演じる俳優が殺されるという特異な状況の中、ホーソーンはホロヴィッツとともにその捜査に乗り出すことに― 物語後半には「第2部」として、ホーソーンが過去に手掛けた事件の話が入って来る。本筋である俳優殺害事件に絡んで派生したストーリーだったが、その絡め方がまた秀逸。ホントに物語づくりがうまい作者だなと感心する。 最後、本筋の事件に戻って解決編が展開されるのだが、作中にうまく散りばめられた伏線から見事に真相を紡ぎ出しており、純粋なフーダニット作品として非常に楽しめた。 面白かった! |
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| No.1 | 7点 | 文生 | |
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(2026/09/21 09:47登録) 本作は、映画『メインテーマは殺人』の撮影現場でホーソン役の役者が何者かに殺される前半と、ホーソンが警察を辞めて間もない頃の事件を描いた後半の2部構成になっており、最後に両者の意外な関係が明らかになるプロットは、アティクス・ピュントシリーズ(『カササギ殺人事件』など)を彷彿とさせます。 トリックらしいトリックはないものの、巧みな伏線回収によって意外な真相を浮かび上がらせる手管はまるで後期クリスティ作品のようです。 本格ミステリとしての派手さには欠けますが、一級の技巧に支えられた傑作です。 |
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