倒錯の死角−201号室の女− 倒錯シリーズ |
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作家 | 折原一 |
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出版日 | 1988年10月 |
平均点 | 6.25点 |
書評数 | 24人 |
No.4 | 6点 | 留吉 | |
(2004/10/19 11:50登録) 『本編』だけでまとめておけば、なかなかの叙述ミステリーになったのだが、当然それでは収まらず、最後に捏ねくり回してくるので、その結果ー以後の作品群の先駆けになるが如くーすっきりしない終わり方になっている。『本編』が読ませてくれるだけに「袋とじ」にはかなり期待させられたものだが・・・ |
No.3 | 7点 | ゆみぞう | |
(2003/07/27 11:09登録) 今はまっている折原作品の中で、一押し。登場人物の狂人ぶりに、終盤まで一気に引き込まれます。実は折原作品の叙述トリックは、よくわからない(納得できない・驚きがない)ので、中盤までのすごいドキドキわくわくが、「一体何だったんだろう?」で終わってしまう事が多いのですが、それが比較的気にならなかった作品です。 |
No.2 | 7点 | ギザじゅう | |
(2002/12/20 23:49登録) 素直に騙されました。 しかし、なぜか物足りなさも感じたような。僕自身叙述物はむいてないのかな? 読んでて『屋根裏の散歩者』と『伯母殺人事件』を思いだした。 |
No.1 | 7点 | アデランコ | |
(2002/04/01 14:55登録) この人の作品は、だいたいトリックの予想がつくので、騙される所でした。 ただ、この怪しい人々の設定は大好きです。 |