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ミステリの祭典

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ゆみぞうさんの登録情報
平均点:6.75点 書評数:4件

プロフィール| 書評

No.4 6点 すべてがFになる
森博嗣
(2003/09/14 09:11登録)
私が読んできたミステリィって、話がいくつも絡み合って、最後に一つにつながっていくという感じの物が多くて、一気に読まないとわかりにくく、面白さ半減なのですが、この作品は、流れが一本で単純で、その点では休み休み読んでも大丈夫。早く結末を知りたいわくわく感も十分あった作品だったと思います。一日に読書時間が限られてる今の自分には最適でした。


No.3 6点 慟哭
貫井徳郎
(2003/08/10 12:58登録)
作者が私と同じ年齢という事で、10年前この作品が書店に並んでいたのを覚えています。最近、随分ブレイクしているようなので、遂に読んでみました。他の皆さん同様、トリックは途中でわかりましたが、話の展開がよく、一気に読ませてくれました。でも、やっぱり、この方の文章、どうも好きになれそうもない。この一冊だけで判断はできませんが・・・。もう一冊ぐらい読んでみたいですが、機会があれば・・・最近の。
 私にとっての綾辻行人、折原一に続くブームになって欲しかったのに・・・。


No.2 8点 殺戮にいたる病
我孫子武丸
(2003/07/27 20:12登録)
母親が勝手に私の本棚から読んでいた・・・。随分昔の話だが、かなり気まずかったのを覚えている。
内容的には、フェア&大どんでん返しが好きな私としては○。気持ち悪いのは好きじゃないけど、綾辻の「殺人鬼」とこれだけはミステリだから許す。


No.1 7点 倒錯の死角−201号室の女−
折原一
(2003/07/27 11:09登録)
今はまっている折原作品の中で、一押し。登場人物の狂人ぶりに、終盤まで一気に引き込まれます。実は折原作品の叙述トリックは、よくわからない(納得できない・驚きがない)ので、中盤までのすごいドキドキわくわくが、「一体何だったんだろう?」で終わってしまう事が多いのですが、それが比較的気にならなかった作品です。

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