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ミステリの祭典

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屍鬼

作家 小野不由美
出版日1998年09月
平均点7.48点
書評数33人

No.13 7点 ごんべ
(2003/08/04 15:44登録)
恐怖って言うのはあまり感じなかったけど…
ただ、「日本が舞台でこう言うの有りなの?」なんていう感想を単純に持ったりした。
でもやっぱり面白かった。私が読んだのはハードカバー版でしたが、最初に手にしたときに「読了まで何日かかる事やら?」と言う不安が嘘の様に一気に読んでしまいましたから。

No.12 7点 TAKA
(2002/12/18 22:46登録)
面白かったんですが、ちょっと饒舌すぎます。上中下の3巻ぐらいにコンパクトにまとめて、スピード感をだした方が良かったのでは。

No.11 7点 yuya
(2002/12/01 15:45登録)
恐怖その一言に尽きます。
やっぱり、この人の作品はすべて傑作なのです。

No.10 3点 じゅん
(2002/10/28 11:53登録)
 ひとつ事件が起きるたびに、違う人物の口から同じ話を何度も聞かされるのがうんざりする。もっと削れたんじゃねえのと思う個所ばっか。

No.9 7点 コウ
(2002/10/21 10:08登録)
ハードカバー版で上巻は何が起きているか解らない恐怖。
下巻では人間にたいする恐怖があって怖かった。
ただ、文庫版では5冊に分割されているせいか、その恐怖感があまり感じられなかった。(それとも再読のせいであろうか)

No.8 9点 鈴木(仮名)
(2002/08/17 07:29登録)
ひたすら繰り返し繰り返し殺されてゆくのがなんとも濃厚な雰囲気を出していますね。人間の反撃あたりから、屍鬼と人間の視点ががらりと入れ替わった為に、それまで共感できなかった静信の気持ちもわかるようになりました。

No.7 8点 keisuke
(2002/08/10 10:28登録)
私がかなりの田舎町育ちのためか、村の描きかたがとても素晴らしく思えた。人のつながり方、余所者が必要以上に好奇な目で見られる、また、溶けこみ難い、老人が集まってだれそれがどうしたと話になるところなど。

最後のほうになると、屍鬼より人間の方が嫌になる。
屍鬼を狩るのはまだ何とか目を瞑れるが、暴徒となると・・・。遣る瀬ない。
私にとって、いろいろ考えさせられる作品です。

No.6 5点 BJL
(2002/07/14 21:03登録)
かなり長い時間をかけて読んだせいか、前半と後半の語り口が異なって感じ、同じ話とは思えない。
室井にはまったく感情移入できず、最後は文字を目で追うだけ。
寺に手を出せない理由は分かるが、真っ先に尾崎に手をつけない戦略には激しい疑問。
とりあえず意地で読んだ。

No.5 8点 ao
(2002/06/20 15:48登録)
人物造形が巧くその配置やストーリー展開が絶妙。先の読める内容ではあるが、常に飽きさせないし、この分厚さにも関わらず引き込まれて一気読み。怖いというよりむしろ切ない物語。

No.4 9点 なかなか
(2002/06/06 10:18登録)
単純におもしろいとは思えない。むしろ鬱になってしまった。

No.3 10点 tak
(2002/05/15 17:12登録)
これぞ傑作!様々な人間の心理描写がすばらしい。そして悲しい。

No.2 9点 むーみん
(2002/05/04 13:39登録)
まじで面白かった,ちょと怖いスト−リ−だったけどいっきに読めた。

No.1 9点 かずら
(2002/04/02 18:25登録)
面白かった。本当にこの人の作品は、人間の深い所をついてきますよね。
村人達が、村の状況が普通じゃないのになかなか気づいてくれなくてじれったくもあり、それにだんだんと気づいていく様子の書き方がとてもうまい。
ただ、私は京極氏の「どすこい(仮)」を先に読んでいたので、イメージを変えるのに苦労しました(笑)

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