推理大戦 |
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作家 | 似鳥鶏 |
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出版日 | 2021年08月 |
平均点 | 5.25点 |
書評数 | 4人 |
No.4 | 7点 | 鷹 | |
(2024/08/17 16:04登録) 各国代表の探偵を紹介する前半部分がワクワクしました。 それぞれのキャラクターが活躍するシリーズ物ができても面白そうです。 |
No.3 | 4点 | 文生 | |
(2024/06/23 19:42登録) 個性豊かな名探偵たちが特殊能力を活かしてそれぞれ別の難事件を解決していく前半の展開は結構ワクワクしました。しかし、彼らが集結して共通の事件の解決を競い合う後半になると途端につまらなくなります。展開の都合上、名探偵たちはポンコツと化し、肝心のトリックも凡庸そのもの。前半が面白かっただけにガッカリ感も大きかったです。 |
No.2 | 6点 | SU | |
(2024/05/14 22:20登録) 日本のある富豪が発見したという「聖遺物」を手に入れるために、世界中のカトリックそして正教会は、名探偵を送り込んだ。理由は聖遺物争奪のために行われる、前代未聞の推理ゲームに勝利するためである。迎えるのはその富豪である祖父の遺言でゲームを手伝うことになった廻と彼のいとこの大和、そして弁護士の山川。アメリカ、ウクライナ、日本、ブラジル各国から選ばれた強者たちは、全員が論理という武器だけでなく、特殊能力を有する超人的な名探偵ばかり。さてこの中で最も優れた名探偵は誰か。 まるで「アベンジャーズ」を想起させられるが、戦う相手がヴィランではなく同じ目的を持った「スーパー名探偵」というだけであながち間違っていない。特殊能力や派手な演出はやはり心を掴まれる。本題である聖遺物争奪ゲームはもちろん、前半パート置ける各国の名探偵が登場する短編も充実している。 |
No.1 | 4点 | suzuka | |
(2022/10/15 01:19登録) 特殊能力を持った探偵たちが推理ゲームで競うというコンセプトはいかにも面白そうであり、序盤の探偵たちの能力お披露目は実際面白かったです。 ただ後半の本命の事件が微妙でした。すごい探偵をいっぱい用意した割には大した事件ではないように思いました。 |