home

ミステリの祭典

login
たったひとつの、ねがい。

作家 入間人間
出版日2012年11月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 6点 ことは
(2023/05/13 17:39登録)
プロット、キャラクターとも、いかにもラノベで、仕掛けもわかりやすい。
ただ、1章はすごくいい。キャラクター描写も魅力的で、だからあの展開はいやな気分にさせられる。感情が動かされるのはすごいことなので、これで採点はおまけ。

No.1 7点 Kingscorss
(2020/09/18 13:12登録)
ライトノベル全般が好きではないのですが、これは面白いと薦められたので読了。
結論から言うと期待してなかった分楽しめました。

表紙も作者も完全にライトノベルなのでそういうつもりで読み始めるとかなりびっくりすると思います。理由はライトノベルとは程遠いグロ描写が多いからです。

内容はあまり書かないほうがいいと思いましたが、どういうやつかだけでもわかると好奇心の触手が伸びると思うので簡単に書くと、復讐ものです。これ以上は実際読んでみて下さい!

いや、最後完全に騙されました。多少アンフェアっぽいですが、ラストは割と衝撃的でした。読了後に一瞬????となりますが、意味がわかるとなるほどと思いました。そうきましたかと。

ライトノベル作者なので文体もやや物足りなく、キャラクターも割と薄っぺらいし、作中のある重要キャラはいかにもラノベキャラという感じで正直いなくてもよかったんじゃないかとも思いましたが、作品の構成や仕掛けのプロットはなかなか良くできていたと感じました。

グロ注意ですが、なかなか仕掛けが変わっていて、楽しめたミステリーなのでおすすめです!(グロいのダメな方にはおすすめしません)

2レコード表示中です 書評