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ミステリの祭典

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アンデッドガール・マーダーファルス2
<鳥籠使い>輪堂鴉夜

作家 青崎有吾
出版日2016年10月
平均点5.00点
書評数4人

No.4 5点 レッドキング
(2025/09/27 22:53登録)
生首美少女探偵シリーズそのニ。
  「怪盗と探偵」 伝説宝石めぐる、五つ巴・・「ホームズ・ワトスン」 vs 「ルパン・ファントム」 vs 「モリアーティ・
        切り裂きジャック・カーミラ他二体」 vs 「保険機構の超人男女」 vs 「主役トリオ」 ・・入り乱れての
        丁丁発止バトル、ハチャメチャだが、宝石奪取不可能大技トリックの主幹はぶれずに貫かれ・・
  「夜宴」 一応、別章体裁だが、まんま承前・・肉弾バトル、さらにハチャメチャ、とてもミステリとは・・・

※この若手作家、「人間描けない」本格の人と思っていたら、何というキャラ立ちした面白さ!
ま、主人公はじめ、出て来るキャラほぼ全員、「人間じゃない (థഋథ) 」 んだけどね ٩( ᐖ )و

No.3 6点 mediocrity
(2021/03/17 07:01登録)
前半がルパンvsホームズの頭脳と体力勝負。後半が人外たちの格闘。
後半にも名前を聞いたことのある有名キャラが続々と出てきて盛り上がる。
SF/ファンタジーとしてなら十分楽しめたのでこの点数。

No.2 5点 makomako
(2020/03/04 21:18登録)
本格ミステリーの若手として作者には期待しているのですが、こういったお遊びのような作品もきっと書きたいのでしょうね。こちらのほうが肩に力が入らず好き勝手(失礼)に書けそうですから。
 こちらのほうは適当にして、是非本格物の長編をお願いしたいです。

No.1 4点 名探偵ジャパン
(2019/02/01 21:47登録)
刊行以来、長らく登録されていなかったのですが、やっぱり内容が問題だったのでしょうか。
前作において異彩を放っていた「特殊世界でのミステリ」という要素は綺麗さっぱり消え去っていました。ミステリっぽい部分は、ルパン対ホームズのお宝をめぐっての戦い(頭脳戦)のみ。後半は特殊能力を持つ超人同士の戦い(物理)という、ラノベみたいな展開になってしまいます。
続刊以降どうなるのか分かりませんが、本巻だけを取り出せば、「SF/ファンタジー」というジャンルにカテゴライズせざるを得ません。

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