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ミステリの祭典

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白昼の悪魔
エルキュール・ポアロ

作家 アガサ・クリスティー
出版日1951年01月
平均点6.96点
書評数25人

No.5 7点 kanamori
(2010/06/21 23:37登録)
非常にオーソドックスで端正な本格ミステリという印象です。
だいぶ前に読んだので記憶が定かではありませんが、リゾート島という舞台や、アリバイ・トリックの使い方がクリスチアナ・ブランドの某作にそっくりだと感じました。

No.4 7点 文生
(2010/01/20 16:24登録)
クリスティの作品全般に言えることですが、トリック自体はたいしたことがない。
しかし、容疑者全員にアリバイがあって、そのアリバイをひとつひとつ崩していく多重推理的な趣向が楽しい。
トリックの扱い方のうまさはさすがである。
クリスティ中期を代表する作品。

No.3 7点 okutetsu
(2009/07/01 05:58登録)
メイントリックは自身の作品からの使い回しのようなものですが舞台を変えるだけでうまいことおもしろくなるものです。つくづくクリスティの作品はいってみたいなと思わせるところが多いですね。

No.2 8点
(2008/12/14 18:28登録)
読み始めてまもなく(殺人が起こる前)、あれっと思いました。このシチュエーションの元になった短編を以前に読んでいたからです。
しかしさすがはクリスティー。元の短編も傑作だったのですが、それに新たなアイディアをたっぷり盛り込み、見事に長編化してくれていました。最後にポアロが関係者たちのアリバイをかたっぱしから崩していくところも驚きで、犯人が最初からわかっていても充分楽しめました。

No.1 7点 こう
(2008/04/21 02:43登録)
 それほど有名ではないかもしれませんがクリスティーの中では上位にくると思います。話に無理がなく素直に面白かった記憶があります。プロットは目新しいものではありませんが。

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