home

ミステリの祭典

login
ガニメデの優しい巨人
巨人たちの星シリーズ

作家 ジェイムズ・P・ホーガン
出版日1981年07月
平均点7.00点
書評数3人

No.3 8点 バード
(2022/09/22 06:44登録)
『星を継ぐもの』の続編である本作。前作知識は頭に入っている前提なので、この本から読むのは控えるべき。
前作に比べ最大謎のインパクトが弱いので一点引いたが、前作と同水準で面白かった。情報が惜しくもシャピアロン号に届かないというほろ苦さと、先にある希望を両立させた締め方が好み。

本シリーズの良さは嘘(フィクション)の数を絞っているところだと思う。SFでの嘘は当然作品の売りだが、多すぎるとなんでもありになってしまい作者の妄想を聞かされてる感が強くなるのよね。

No.2 6点 レッドキング
(2018/06/15 15:06登録)
おお これを採点してもよいのね でもこれミステリ? 「本格ミステリ」を「犯罪をめぐる不思議現象の解明」と定義すると「ミステリ一般」は「不思議現象の解明」となるからまあいいのか 前作は「この死体どこから?」の謎解きだったけれど これは「なにゆえ巨人は優しいの?」の不思議解明といったところかな

No.1 7点 虫暮部
(2018/02/27 08:49登録)
 『星を継ぐもの』の続編。前作で残された謎の解明と言う側面もあるが、なによりも生身で現れる巨人達の愛すべきキャラクターが良い。

3レコード表示中です 書評