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ミステリの祭典

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獄門島
金田一耕助シリーズ

作家 横溝正史
出版日1949年01月
平均点7.91点
書評数70人

No.10 10点 dei
(2008/07/22 21:40登録)
完璧
は言い過ぎかもしれないが何から何までうますぎる
日本ミステリー史上で最も有名なあの台詞だけで満足

No.9 7点 sasami
(2008/07/17 23:44登録)
あの一言がすべての作品って感じですね。
しかしそのために動機が微妙なものになってます。

No.8 9点 rintaro
(2008/07/13 19:04登録)
やっぱり、この作品読まずして日本のミステリーは語れない気がします、トリックや俳句の見立て殺人などのミステリー的要素ももちろん一級品だと思いますが、それ以上にそれぞれの人物の性格描写や獄門島が生きているかように思わせる情景描写などがこの作品が支持されている大きな要素の一つではないでしょうか。ちなみに満点でないのは犯人の動機が現代っ子の私にはいまいち理解できなかったからで他の部分で判断すれば満点の作品だと思います

No.7 7点 ElderMizuho
(2008/05/21 17:01登録)
舞台設定の作り方がすばらしい。評価の高さが理解できます。閉鎖された島の特異性が良く描写されていて、当時の様子が伝わってきて読み物として楽しめる出来となっていると思います。
トリックや犯人に関しては今から見ると、ん~ちょっとイマイチかなと思える部分があるのと
金田一の被害者に対するガードが甘すぎる気がするのでそこが減点

No.6 10点 白い風
(2008/01/28 19:58登録)
横溝シリーズの中では最高傑作だと思っています。
三つの見立て殺人。そしてトリック。犯人。
どれをとっても満足できました。
映画・ドラマでも楽しめる点も良し。

No.5 10点 おしょわ
(2008/01/27 20:49登録)
例の一言を超えるコメントはもう生まれないのではないかと思います。それにあの結末以上に後味が悪いものも。
日本人にしか分からないのが残念。

No.4 8点 マニア
(2008/01/04 17:19登録)
時代が変わろうとも、決して色褪せることのない不朽の名作!

凝った舞台設定、大胆にして緻密なトリック、練りつくされたストーリー展開、本格ならではの雰囲気は平成の世でも十二分に楽しめる。横溝ワールドの真骨頂!

No.3 10点 vivi
(2007/12/19 01:57登録)
見立て連続殺人というのは横溝作品には結構ありますが、
この「獄門島」が一番素晴らしいんではないかと思います。
また映像では味わえないテキストならではのトリックもあり、
この作品を読み終えたときに、そのあまりの大胆不敵さに慄然としました。

時代背景など、本当に今とは違いますが、
そのすべてを作品世界として楽しめば、
これほど面白いミステリはないんじゃないかとも思いました。

No.2 9点 VOLKS
(2007/12/13 20:40登録)
久しぶりに再読。活字でも映像でも十分に知っている作品なのに、何度も楽しめる作品。
事件のみを淡々と綴っているのではなく、時代、背景、人物描写、深層心理などじっくりと読ませるあたりがやはり凄いと感じる。

「早苗」役を大原麗子が演じた映画(大地喜和子・ピーター・草笛光子・東野英治郎・浅野ゆう子など共演)は映像としても良かったという記憶があるので、もう1度観たい。

No.1 10点 ぷねうま
(2007/11/16 02:33登録)
本当に1940年代に書かれた作品かと疑いたくなるほど色あせない不朽の名作。
構成、ストーリー展開も素晴らしい。
日本の古典未読の方にはまずこれをオススメ。

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