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ミステリの祭典

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嗤う淑女
嗤う淑女シリーズ

作家 中山七里
出版日2015年01月
平均点6.00点
書評数4人

No.4 7点 蟷螂の斧
(2020/07/23 10:32登録)
小説なんぞ、それぞれの専門分野の方が読めば、穴があるのは承知の上。そういう意味では第2章などは穴だらけ(笑)。しかしエンタメ系に関しては細かいことは全く気にしない。楽しめるかどうかの問題。といっても第1章は嫌悪感のある性的虐待を扱っており、読者を選ぶ題材であることには違いない。まあ、ヒロインがエンタメ系らしい悪女で魅力的、そしてどんでん返しが・・・といったところ。

No.3 4点 VOLKS
(2020/02/05 16:26登録)
まずもって、ホントの淑女は嗤わないだろうよっ!(笑)

中山七里氏の作品、好きです。
でも、この作品は苦手でした。

物語の軸となる人物、蒲生美智留は、皆に尊敬され慕われ崇拝され… 外見はもちろん、中身もそれに伴っている、という設定でしたが、どうも胡散臭すぎる(笑)
虐め、性的虐待、暴力、借金、人間の負の部分が思い切りクローズアップされていて、そこから逃れられずその沼にハマったままもがいている人達、それもまた読んでいて切ない、救われない。

ラストがよめるストーリーでしたが、この展開は中山氏らしくて好きでした。
そして宝来兼人、キター(笑)

No.2 7点 白い風
(2020/01/04 16:28登録)
中山作品は”どんでん返し”が売りの一つ。
でも、こんなどんでん返しがあるとは・・・。
個人的には悪い奴が野放しの展開は好きじゃないけどね。
同じダークヒロイン作品では東野さんの「白夜行」「幻夜」を思い出しました。
ヒロインが魅力的なのは確かですね。

No.1 6点 HORNET
(2015/11/08 18:11登録)
 最近一番気に入っている作家、中山七里。
 類稀なる美貌と、卓越した人心掌握術で人の人生を狂わす希代の悪女、蒲生美智留を描いた連作短編集。
 蒲生美智留の知能的な悪女ぶりを効果的に描くことが主であるのはわかるが、ちょっとご都合主義が過ぎるきらいはある。昨今巷に蔓延っている各種詐欺もこんな感じなのかもしれないが、それにしてもこうも思い通りに人の心を操れるものか…疑問。結構衝動的な犯行なのに、こんなにバレないものか…?というところもある。
 最後の章は面白かった。一番作者らしさが表れていた。

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