皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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18772. | tider-tigerさん ご回答&レス、ありがとうございます 人並由真 2017/03/26 20:07 [雑談/足跡] |
tider-tigerさん ご回答&レス、ありがとうございました(^.^)。 tider-tigerさんのご回答はお答え下さった作品に関して、 当方と同一のようで、ホッと安心しております。 また >オーウェル『1984』 >『愛情省(ministry of love)』 についての御論考、興味深く拝見しました 当方『1984』はそのうち読もう読もうと思いつつ、まだ未読なの ですが(汗)、二十世紀半ばの文明観~ファシズム~ディストピアへの 道というしごく真っ当な流れで、きっと『恐怖省』などと 合通じるものがあるのだと思います。 いつか、ご教示頂いたポイントに留意しながら『1984』も 読んでみたく思います。 こちらこそいつもいつもtider-tigerさんの自在で幅の広いジャンルの、 かつ独特の視点をお見受けする各書評、楽しませて頂いております。 特に先日の『メグレ再出馬』のレビューは、作品の弱点を認められつつも その一方でシムノンファン、メグレ(とその部下たちの)ファンとして 作品の賞味部分にしっかり寄り添うような書き方に、読み手側の深い愛情を 感じました。ああメグレシリーズのこういう部分がお好きで、こういう 魅力を、ちゃんとわかってられるんだ、という感じで、作品そのものへの 興味も自然と湧いてくる感じです。 (当方「再出馬」も、まだ読んでないのですが ~河出のメグレもまだまだ積読が多い) …しかしミステリを長年読んできたつもりですが、一向に傍らの読む本が 減りません。というか本サイトでみなさんのレビューを読むと、 tider-tigerさんのおっしゃるとおり、あ、この作品面白そうだ、この作者も チェックしてなかったけど、良さげ…とマークする本は増える一方。 かたや十年単位で放っておいてある本も消化したい…そんな思いで日々が カオスです。「極楽の鬼」だの「地獄の読書録」だの「夜明けの睡魔」だの 先人はうまい事をよくいったものでした。 それでは、また今後ともよろしくお願いいたします。 ※最初の暗号は「I」が無いのがそのままポイントですか? |
18771. | RE:みなさんに質問です~グレアム・グリーン作中のパロディ書名 tider-tiger 2017/03/25 10:53 [雑談/足跡] |
ohayogozamasu 挨拶だけでも気分を出すために暗号化してみました。 本書未読のうえ、なんのアイデアもなく、なんの役にも立てない者ですが、面白そうなので返信させて頂きます。 ちなみに自分は1と3しかわかりませんでした。 6に至っては高杉晋作か志賀直哉が浮かんでしまいそうです。 ただ、『恐怖省(ministry of fear)』については真っ先に思い浮かぶものがあります。 『愛情省(ministry of love)』ジョージ・オーウェル『1984』に登場する機関です。 恐怖省とは~国家への無心な隷属か、あるいは反逆者としての破滅かの二択を迫る国家の行政上の観念のこと。~と人並さんは書かれています。オーウェルは愛情省などと皮肉な名称を採用していましたが、愛情省と恐怖省は機関と観念の違いはあれどもまったく同じ概念を指し示しているのでしょう。 ただ、問題は恐怖省は1984より早く出版されているということです。ダメだこりゃ。 英国人はministry of ~(~省)なんて言い回しをしばしば皮肉に用いたりするのでしょうか。そうでなければ、オーウェルがグリーンからこのアイデアを引っこ抜いたのかもしれませんね。 最後になりますが、人並さんの書評はいつも楽しく拝読させて貰っています。 今現在はアックスマンのジャズが気になっております。 ただでさえ積読本が多いのに、このサイトにいると読みたい本がどんどん増えて困ります。 それでは役立たずは失礼させて頂きます。 |
18765. | みなさんに質問です~グレアム・グリーン作中のパロディ書名 人並由真 2017/03/23 16:09 [雑談/足跡] |
本日レビューした、グレアム・グリーンの『恐怖省』の関連書籍 「スパイだったスパイ小説家たち」の中に 1941年当時のグリーンはマイケル・イネスのある作品を読んで 「あまりに非現実的だと退けたばかりだった」(同書114ページ)とあります。 これってきっと『アララテのアプルビイ』(41年)でしょうね(笑)。 (筆者はまだ未読だけど、有名なその設定は知ってる。) なお『恐怖省』(43年)の作中(グレアム・グリーン全集版の70ページ) には「現代の社会史」として<実在するミステリの書名のパロディ>が いくつか並べられ、それは ①「ピカデリーの死」②「大使のダイアモンド」③「海軍機密文書の盗難」 ④「外交」⑤「七日間の休日」⑥「四人の正義派」というもの。 グリーンのミステリファンぶりがよくわかって楽しいです。 翻訳を介してるからわかりにくいかもしれませんが、それぞれ元ネタは ①はバークリーの「ピカデリーの殺人」③はドイルの短編 「海軍条約文書盗難事件」またはモリスンの「魚雷設計図盗難事件」でしょう。 ④は作者自身の「密使」? ⑥はウォーレスの 「正義の四人/ロンドン大包囲網」ですね。 ②がちょっと不明。⑤は、まさかヴェルヌの「二年間の休暇」? ②の正解と思える元ネタ作品、また④と⑤はこっちでは? というご意見などありましたら、教えてください。 |
18744. | 作家名の修正希望~斉藤 肇(×) 斎藤 肇(◯) 人並由真 2017/03/20 16:10 [管理人への要望/不具合報告] |
管理人さま いつもお世話になっています。人並由真です。 国産作家の「さ」の項目で <斉藤 肇>というカテゴリーがありますが、 この作者の正しい名前表記は <斎藤 肇>ですので、修正をお願いできますか。 (すでに何人かの方のレビューが投稿されていますので、それは そのまま残す形でお願いいたします。) それと 2017/02/15 18:44 に この掲示板でお願いしました、当方のミスにより 誤って「ハ」の項目に「ライガ」という作家名が 登録されてしまった件ですが、まだそのままですので 誠にお手数ながら 「ハ」の項目の「ライガ」を 削除ください。 ご多忙のなか、お手数をおかけしてすみません。 よろしくお願いいたします。 |