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しゃんさん
平均点: 6.75点 書評数: 88件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.9 5点 闇色のソプラノ- 北森鴻 2002/11/17 10:56
前半から中盤までが話に入りにくかった。遠誉野市、しゃぼろん、樹来たか子の死にまつわる事柄、風景と題された文章、弓沢の殺人事件。謎が多すぎるために何処に重点を置いて読めばいいのか、どの謎がメインなのか少し困惑してしまう。遠誉野市という不思議な都市についても理解しにくかった。
 しかしながらたくさんの謎の関連が明らかにされる後半にはそれまでの不満を解消させられた。なんを言えば犯人についてもっと描写が欲しかった気がすること。あれでは完全には納得できない。
 しかし読み応えがあったのは前半で提出された謎が解明された後。思わずごくりとつばを飲み込んだ

No.8 8点 触身仏- 北森鴻 2002/11/11 18:37
 前作『凶笑面』よりも、民俗学の薀蓄が理解しやすくかかれていたように思う。
 一話目では「山人と五百羅漢」が二話目では「大黒とスサノオ」三話目では「三種の神器」という言うようにそれぞれの短編で描かれる民俗学的な要素が、微妙に間れっがあるせいもあると思う。
また、前作よりも、キャラクターが面白く描けていると思う。ミクニはさらに情けなく割愛すべき人物になっているし、那智はさらにエキセントリックに。この二人だけではなくほかにも魅力的な人物が新たに登場している。
 解き明かされる真相も面白いし、説得力があり、民俗学に興味がもてる内容である
 
 此処からネタバレになるが、いくつか疑問がある
 二話目で杉本尚子が内藤をけしかけたのは、最初からアースライフたくらみではなかったのか?
 「密教という奴は解釈次第で恐ろしい思想に変貌する」と一言であっさり書かれているが本当にそうなのか?
 それぞれの事件の真相解明後、警察が犯人を逮捕するには、やや証拠不十分ではないのか?

No.7 8点 親不孝通りディテクティブ- 北森鴻 2002/10/13 19:19
 どの短編も書き出しは穏やかで、楽しげ。滑稽ですらある。魅力的な謎の提示、魅力的な主人公二人による捜査の描写は非常に面白く、またテンポもよくすらすらと読めた。
にもかかわらず、どの短編の終わり方も後味はけしてよくない。人間の暗い、冷たい、そして悲しい面を垣間見えて、少し切ない気持ちになった。
 個々の脇役も非常に面白い。

No.6 9点 狐闇- 北森鴻 2002/10/07 12:03
 張り巡らされた陰謀と壮大な謎の物語。余りに壮大すぎて、何処まで言っても解けることのなさそうな謎にひきつけられ、敵との油断ならないやり取りには胸をときめかせて読んだ。

 最後の謎の解明の仕方には少し呆気にとられたが。
 しかし、さすが北森鴻。トリックにこだわらず此処まで見事なミステリを書くなんて…
ミステリというと、どうしてもトリックやキャラが主になってしまう最近おミステリ業界。こういう物語中心で読ませる作者はものすごく貴重かも。

No.5 7点 パンドラ’Sボックス- 北森鴻 2002/09/13 16:50
作品、個々には魅力を感じる。
ただし本格ミステリではない、だが、読みやすく、面白い。
エッセイは作家の生活について面白、おかしく書かれている

No.4 8点 メイン・ディッシュ- 北森鴻 2002/09/13 16:47
読んでてお腹が減る減る作品です。読み終わって早速ゴールデンチャーハンを作ってしまいました。
途中まで読んで「こういう構成になってるのだ、ありがちだな」と考えたが、いい意味で予想を裏切られました。
個々の短編の謎も面白く、また主人公たちが魅力的。

No.3 5点 凶笑面- 北森鴻 2002/09/13 16:43
薀蓄が多すぎて、民俗学に興味がない私には、ちょっと読みづらかった。
それから民俗学的なことと関連した事件が起こるのだが、どうにもこじつけのような感じがした。

No.2 4点 共犯マジック- 北森鴻 2002/06/21 17:48
どうも、一編一編ごとのラストが後味が悪くて私はキライ
各話ごとのつながりも悪い意味で複雑におもえる

No.1 8点 狐罠- 北森鴻 2002/06/19 17:41
薀蓄が山ほどあるわりにあっさりと読めました。
美術品への魅力をまるで自分が知っているかのような錯覚を受けます。
登場人物も面白いですね

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しゃんさん
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平均点: 6.75点   採点数: 88件
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