皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
くりからもんもんさん |
|
---|---|
平均点: 6.33点 | 書評数: 57件 |
No.9 | 3点 | 夜明けの街で- 東野圭吾 | 2011/02/21 11:23 |
---|---|---|---|
あたり、はずれのはっきりした著者のはずれの方。引っ張るだけ引っ張って、おちがあれでは・・・ |
No.8 | 10点 | 容疑者Xの献身- 東野圭吾 | 2010/03/04 09:05 |
---|---|---|---|
いろいろと細かいツッコミどころもあるでしょうが、物語のすばらしさの前では、些細な問題ですね。ガリレオの長編が読みたかったので、しかもこんなすばらしい作品で、大満足です。
映画も良質小説の映像化の割にはなかなか良かったです |
No.7 | 10点 | 白夜行- 東野圭吾 | 2007/10/02 21:46 |
---|---|---|---|
一人の薄幸な少女がいる。しかし、さまざまな事件や事故が彼女に有利な流れを引き寄せる。もちろんすべて偶然起こった事件ばかりである。もうひとり、日陰を歩き続ける少年がいる。決して日の当たるところにでることもないし、出ようともしない。何か大きな負債を負っているように、静かに歩んでいる。二人は一度もあったことはない。そう、作中では。
間違いなく東野文学の最高傑作。ラストに対する賛否はありますが、私はこのラストが最高であると思います。これだけは是非一度読んでもらいたい。 |
No.6 | 9点 | 仮面山荘殺人事件- 東野圭吾 | 2007/10/02 19:57 |
---|---|---|---|
途中まで、いや、10分の9までは満点でした。たぶんミステリ慣れした人には途中で犯人が分かると思いますが、大丈夫です。途中のそんなはずはないだろと言う雰囲気も最後には納得します。
同著者の悪意がお気に入りの方には特にお奨め。 著者の新しいミステリ、新しい推理小説を模索する姿勢には脱帽です。 |
No.5 | 4点 | パラレルワールド・ラブストーリー- 東野圭吾 | 2007/10/02 19:48 |
---|---|---|---|
読み物としてはおもしろいのですが、脳に関する話が現実とかけ離れすぎていて、のめり込めませんでした。書かれた時代を考えても、やはり勉強不足としか言いようがない。現代ミステリと言うよりは未来SFという感じですが、その割には設定が身近すぎて違和感があります。
ラストも著者らしいといえばらしいのですが、もっとすごいどんでん返しがあるのかと期待していた割には.... 4点は厳しいと思いますが、あくまでも私の感想であって、誰が読んでも楽しめる作品であることは間違いないと思います。 |
No.4 | 2点 | どちらかが彼女を殺した- 東野圭吾 | 2005/06/30 21:44 |
---|---|---|---|
つまらない。小学○年生付録の別冊ミステリクイズ並。当たりはずれの多い作者ですが、はずれの典型例 |
No.3 | 7点 | ある閉ざされた雪の山荘で- 東野圭吾 | 2005/06/22 11:47 |
---|---|---|---|
タイトルで損をしてると思う。
本格嫌いのヒトは手にも取らないだろう。 オーディションでここまではやらんだろという不自然さはつきまといましたが、やはり面白かったです。設定がいいですね、まさに東野氏の王道。 |
No.2 | 9点 | 悪意- 東野圭吾 | 2005/05/19 13:25 |
---|---|---|---|
作中小説によるミスリード・叙述ミステリ。あっさりした逮捕劇。2重のどんでん返し。どれ一つとっても最高に楽しめました。 |
No.1 | 9点 | 名探偵の掟- 東野圭吾 | 2005/05/18 14:15 |
---|---|---|---|
「いまどき、密室?」「いまどき、時刻表ミステリ?」って火曜サスペンスの登場人物が言い出したら、興ざめですよね。それを登場人物たちがやっています。おもしろおかしく、密室やトリックをバカにしています。名探偵はウンザリしながら、古典的ミステリを解決していきます。分類的にはギャグ・パロディですが、その底部に深遠なる本格ミステリへの傾倒が見られます。本格そして新本格ミステリへのアンチテーゼです。
実験的作品の多い作者ですが、これは特に好き嫌いがはっきり分かれる作とは思います。私は好き。車の中に置きっぱなしにして、暇なときには読んでいます。 |