皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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760さん |
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平均点: 7.31点 | 書評数: 13件 |
No.4 | 3点 | 迷宮遡行- 貫井徳郎 | 2005/05/22 20:39 |
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最後のころの展開が雑!貫井さん得意の心象描写をもっとしっかり書き込んでほしかった。急展開するストーリーの山(主人公が激変する事件)をラストぎりぎりでなく、真ん中あたりに持ってきたほうが良かったと思う。それに一番最後の、ありゃなんだ? 文庫の帯に「慟哭の次はこれを読め!」って書いてあったが、そりゃないよ・・・ |
No.3 | 7点 | 失踪症候群- 貫井徳郎 | 2005/05/15 21:39 |
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「慟哭」と同様、サスペンスそのものよりも、メンバーの描写が身にしみる。今回は家族もちのメンバーの一人が、やや中心に描かれているようでしたが、続作はどうなるんだろう?早速読んでみよっと。 |
No.2 | 9点 | プリズム- 貫井徳郎 | 2005/02/24 00:13 |
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容疑者が語り手へ、んで最初にもどる的な流れに思わずにんまり。読み後もすっきりしました。 |
No.1 | 9点 | 慟哭- 貫井徳郎 | 2005/02/23 23:46 |
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社会人のしんどさ、父親としての劣等感、独りになって自嘲してしまう場面にインパクトを感じた。変わってしまう過程もすんなり落とし込めた。そして最後のオチ、とかなり満足。読み終わって暗い気持ちになるのは、まあしゃあないですよね。読み終えたのは随分昔になるが、ふとストーリーを思い出す、手応えのある、腹持ちの良い作品でした。 |