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元FLUGELSファンさん
平均点: 6.09点 書評数: 47件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.8 9点 四季- 森博嗣 2009/12/31 22:48
満足!の一言でしょう。
S&Mシリーズ、Vシリーズを読んで、これから百年シリーズを読む私にとっては本当に純粋にこの四季シリーズを楽しめました。
真賀田四季という天才をどこまで理解できるものか、何割理解できるかは人によるでしょうが、それぞれの人なりに楽しめるシリーズでしょう。なんというか、S&MとVの合計20巻はこの四季を読むためにあったといえる作品です。

No.7 5点 捩れ屋敷の利鈍- 森博嗣 2009/12/31 21:49
捩れ屋敷という舞台を用意しただけでも、一応の5点は付けたい。
ただ他の方のコメントにもあるとおり、やはりその捩れ屋敷ゆえのトリックが無い事には・・・この辺は
http://www.d3.dion.ne.jp/~yasko/suiri/suirimoririddle.htm
のホームページに書いておきました。
楽しめる事は楽しめるんじゃないでしょうか。

No.6 6点 赤緑黒白- 森博嗣 2009/12/31 21:46
物理的な直接のトリックはどうでもいい。
それよりも真犯人のトリックはなぜ気づかなかったのかが不思議だが、まあこいつがそのまま犯人なんじゃないなという予測だけは当たっていた。
また、赤緑黒白のキーワードの謎がこれまた凄い。
それにしてもどう考えても本格ではない・・・が、上記の真犯人とキーワードの謎で一応及第点。
まあこの作品単品というよりも、やはりどうしてもシリーズの締めくくりとしての意味合いが大きい作品。

No.5 7点 そして二人だけになった- 森博嗣 2005/07/23 01:50
とりあえず読んでおいた方がいい作品なのでこの点数。
しかし、真相に対して、じゃああれは何だったの?あれは?と説明がつかない部分が多数ある。
すっきりしない点は大きな減点要素だけど、これだけ印象に残る作品は絶対読んだ方がいい。

No.4 4点 幻惑の死と使途- 森博嗣 2005/07/23 01:45
死体消滅のトリックは誰でも最初に疑うほど予想の範囲内。でも無理でしょ、あんな大観衆の前で実は運転手が席に座っていないなんて・・・まさかと思ったら本当にそんなトリックを使うとは。それよりも最初のイリュージョンのトリックの方がなるほど、と思いました。でもある程度想定の範囲内なんだよな〜本格派好きにとっては採点できない作品でしょう。人の好き嫌いによるな。

No.3 5点 詩的私的ジャック- 森博嗣 2004/05/28 08:48
確かに理系ではない。トリックは理系ばかりなんだろうけど、作品全体として。
しかしジェットコンクリって・・・分かるんですかね、一般の人は。
所詮密室なんて現代の技術にかかればこんなもんですよ、という問題提起に真っ正面から挑んだのはさすが。
その点と、私的詩的という題名に+2点でこの採点。

No.2 7点 笑わない数学者- 森博嗣 2004/05/28 08:42
そりゃトリックなんて図見ただけで分かりますけど、図見ただけでわかってしまうようなトリックに真っ正面から立ち向かう、今どき珍しい本格の中の本格として私は認めています。
ひねりが無さ過ぎた感もあるけど、逆に今どき珍しいひねりの無さにも感服し、ちょい高めの点数で。
自分の中のマイベスト島荘の斜めに似ているから個人的に好きなんでしょう。

No.1 8点 すべてがFになる- 森博嗣 2002/09/19 10:56
理系ね〜一応理系の端くれで学んでいた身としては学生時代の懐かしい言葉でいっぱいでしたけど、あれを文系の人や高校生以下の人ってわかるんですかね。
そういう専門用語の難解さを抜きにすれば、解説にもあったとおり決まり決まった道筋にとらわれない斬新なストーリーの流れでスピード感もあり良かったですね。
世の中の全ての研究者のバイブル(とまではいかないか)として理系のみんなに読んで欲しい作品ですね。
私にとってこの作品が初めての森作品ですが、まだまだ数が多いな〜ゆっくり制覇していきます。

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元FLUGELSファンさん
ひとこと
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好きな作家
島田荘司、森博嗣、東野圭吾
採点傾向
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採点の多い作家(TOP10)
島田荘司(12)
森博嗣(8)
綾辻行人(7)
東野圭吾(6)
有栖川有栖(6)
我孫子武丸(2)
岡嶋二人(2)