皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
のぶゆきさん |
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平均点: 9.25点 | 書評数: 4件 |
No.3 | 10点 | 首無の如き祟るもの- 三津田信三 | 2024/09/21 12:49 |
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これに満点を付けなければ、満点をつける作品はなくなるでしょうという傑作。こんな見事なトリック、どうして思いついたのだろう。あら探しをすることは出来ますが、そんなことに意味はないでしょう。小説の雰囲気もトリックの1部になっているようですね。回答に辿り着いた人がいたのだろうか。 |
No.2 | 9点 | 忌名の如き贄るもの- 三津田信三 | 2022/09/24 17:07 |
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ネタバレありです。
3回読んでも気付きませんでした。7、8個は、ヒントが出ていたのに。伊津子が可哀想で、そのためか、物凄く怖く、読み終わって何日か耳もとで囁かれる妄想に囚われました。 「厭魅」より上で「首無」より下ということで、9点です。しかし、何で気づかなかったのだろう。 |
No.1 | 8点 | 厭魅の如き憑くもの - 三津田信三 | 2021/08/25 16:43 |
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ネタバレあります。
最初はどこから考えれば分からなくて、その後、可能性の点から色々と考えましたが、単独犯では不可能としか思えませんでした。かなりホラー度が強いので、どこまでがミステリーで、どこからをホラーとすれば良いか分からず、ホラーの部分を多くすれば、解決できるかもと思いました。 解決を見てから読み返して、なるほど目線に気づいけば、私も解答に辿り着いたのにと思い残念でした。部屋、人物の位置関係を把握しようとして、何度やってもうまくいかず、諦めたのが失敗です。 誰とも口を聞かず、カカシの中に居て話を聞いているというのは、かなり怖いシチュエーションで、小説のすべての場面よりも、そのことが怖いと思いました。 |