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mediocrityさん
平均点: 6.23点 書評数: 286件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.9 4点 崇徳院を追いかけて- 鯨統一郎 2021/11/30 15:26
これ、本当に本人が書いたのだろうか。
文章はぎこちないし(殊にラブシーンぽい所)、宮田と静香のキャラも短編と違いすぎるし、突っ込みやギャグにもいつものキレが全くない。ストーリーも普段の短編を薄めて伸ばして、2時間ドラマぽく仕立て上げただけの印象。教団名の秘密とバラバラ死体のトリックだけは面白かったです。

No.8 5点 九つの殺人メルヘン- 鯨統一郎 2021/04/08 01:21
『本当は怖いグリム童話』的なメルヘンの新解釈(どこまで鯨氏のオリジナルかは不明)とアリバイ崩しのストーリーを絡ませた野心作。
9章あるが玉石混交。かなり無茶なアリバイ崩しもいくつかある。ブレーメンの音楽隊がベストか。昔のテレビ番組、歌謡曲の話題が多すぎて困惑。3ページくらい延々と続くことも。

No.7 5点 新・日本の七不思議- 鯨統一郎 2020/03/07 03:29
『邪馬台国はどこですか?』の後日談+新ネタをいくつか。今回の七不思議の中では空海の話が一番興味深かったです。まあ、空海に関しては「宇宙人です」と言われても驚かないですが。
ところで、古代史の謎解き本を読むと、謎をややこしくして絶対に解けなくようにしている黒幕=藤原不比等説が異様に多くて、不比等自体が何人かの人間の集合体なのではないかと思ってしまう。

No.6 6点 新・世界の七不思議- 鯨統一郎 2020/03/07 00:03
7不思議とも、他では見たことのない説で楽しめました。ノアの箱舟の話が一番説得力があったように思います。

No.5 5点 パラドックス学園 開かれた密室- 鯨統一郎 2020/02/25 01:35
著者の作品はハチャメチャなタイムスリップもの含め何冊か読んでいて、正直あまり期待していな、いや何が起こっても驚かないので、この結末も平常運転に感じました。『冷たい太陽』を読んだ時の方が、むしろ大真面目過ぎて戸惑ったくらいです。

No.4 7点 冷たい太陽- 鯨統一郎 2020/01/02 05:35
仕掛けは非常に面白いと思います。
ただ、この作品、ライトノベル並みに軽く読めるのに、推理の根拠になった事柄は異様に細かいことばかり。多くの方は1時間半くらいで読み飛ばして、そんな細かい所まで気にしていなかったのではないでしょうか。
アンフェアではないんですが、なんだか予想していた解決と全く違ったので、あっけにとられたとでもいいましょうか。

この本は、推理懸賞クイズとしては満点の作品だと思います。
まだ読んでいない方は犯人当てクイズのつもりで、メモを取りつつ、一字一句に気を配りながら読み進めるのをお勧めします。

No.3 3点 タイムスリップ戦国時代- 鯨統一郎 2019/06/14 01:08
前半は良かったんだが、どんどん滅茶苦茶になってくる。それでも読めなくはないが関ヶ原はもう読む気をなくす出来。6点→0点ということで平均して3点で。
重要な出来事は一通りさらっていくので、歴史の勉強にはなります。

No.2 5点 タイムスリップ水戸黄門- 鯨統一郎 2019/06/12 23:26
水戸黄門パロディーのタイムスリップもの、てタイトル見ればわかるか・・・
大体予想通りに物語が進行してハッピーエンドで終わるのは原作と同じ。
水戸黄門のそこそこ面白い回くらいには面白い。

No.1 5点 邪馬台国はどこですか?- 鯨統一郎 2019/03/01 02:51
自分の知識が多い章は楽しめなかった。この本に載ってない考慮すべき事実(単純に調査不足なのか、都合が悪いのでわざと避けたのかは不明)も考慮するとその結論は無理があるな、と感じてしまうから。
逆にあまり興味のない章は楽しめたが、その章関連の話題に詳しい人には突っ込みどころ満載なんだろうなあ。

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mediocrityさん
ひとこと
まだミステリ初心者。点数は広めに付けてるので、9点以上も多いですが、2、3点を付ける割合も他の方より高くなっています。
好きな作家
特になし
採点傾向
平均点: 6.23点   採点数: 286件
採点の多い作家(TOP10)
東川篤哉(21)
有栖川有栖(21)
西村京太郎(18)
東野圭吾(14)
横溝正史(11)
アガサ・クリスティー(10)
鯨統一郎(9)
歌野晶午(9)
麻耶雄嵩(8)
三津田信三(7)