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皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止 していません。ご注意を!

mediocrityさん
平均点: 6.23点 書評数: 286件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.7 9点 サイコロジカル- 西尾維新 2021/09/04 06:19
前作はシリーズ1,2作目と比べるとかなり小粒でしたが、本作は上下2冊の大作です。
いーちゃんの推理、滅茶苦茶すぎるだろうと思ってたらそういう事でしたか。納得です。
この本はいずれ細かい所まで注意しながら再読したいですね。

No.6 6点 クビツリハイスクール- 西尾維新 2020/03/01 23:36
平均点は高いけど自分は中途半端な点数を付けた作品には「トリック自体は素晴らしいと思うけど、置いてある所がバレバレすぎて驚けなかった」というのが多い。この本は逆で、トリック自体は小粒かもしれないが、思いもよらない所からパンチが出て来た感じ。こちらの方が好みだ。

No.5 6点 屋根裏の美少年- 西尾維新 2020/02/20 06:01
講堂の謎の解答は、なるほどそれしかないと納得。美術室の謎の解答は壮大すぎて推理不能なタイプだがこのストーリーの中でなら問題ないだろう。

No.4 5点 ぺてん師と空気男と美少年- 西尾維新 2019/12/28 08:23
シリーズ2作目。何もなさそうな所に予想外のネタをぶっこんでくるのが楽しい。

No.3 5点 美少年探偵団 きみだけに光かがやく暗黒星- 西尾維新 2019/12/10 06:53
美少年探偵団と言う割にミステリ要素はほとんどなかった。1作目だから顔見世みたいな感じなのだろうか。
あと、イラストがあまり好きじゃない。戯言シリーズの大学生いーちゃんの絵の方が中学生ぽいじゃないか。

No.2 9点 クビシメロマンチスト- 西尾維新 2019/11/09 10:11
この方の本は2冊目だが、かなり特殊で、なかなか全貌を捉えられない。なんだかよくわからない作家のままだ。
この作品も一度読んだだけでは完全に理解しきれていないんだけど、間違いなく読みがいのある作品ではあった。「うにー」の人がほとんど出てこないので、アニメっぽさは1作目より減じていると思う。
第一の殺人の真相は『獄門島』の梅の木の殺人を思い出した。順番と位置が完全に逆だけど。

No.1 8点 クビキリサイクル- 西尾維新 2019/09/29 05:33
名前は知っていたけど、なんとなく避けていた作家のデビュー作。
これは異質ですね。過去に書評した本で一番異質です。ライトノベル風なのでしょうが、その中でもかなりアニメっぽく感じました。「うにー」はともかく「僕様ちゃん」は誤植かと思いましたよ。事件が起こるまで(文庫本で168ページ!)は、本当に推理小説を読んでいるのか不安でした。
首切り事件が起こると、相変わらず雰囲気は緩いものの、話は徐々に引き締まっていきます。第1の殺人のトリックはちょっと簡単すぎる気はしましたが、第2の殺人以降の流れは予想外で息が付けない面白さでした。どんでん返しも、くどすぎずちょうどいい感じ。
前に読んだ某メフィスト賞受賞作は、雰囲気がふざけていている上に、中身も人を馬鹿にしてるようで腹が立ったのを覚えています。この作品は表面は緩いですが、読者を馬鹿にしているような気配は一切なく好感を持ちました。とはいうものの、この文章は生理的に受け付けない人も多いだろうなあ。

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mediocrityさん
ひとこと
まだミステリ初心者。点数は広めに付けてるので、9点以上も多いですが、2、3点を付ける割合も他の方より高くなっています。
好きな作家
特になし
採点傾向
平均点: 6.23点   採点数: 286件
採点の多い作家(TOP10)
東川篤哉(21)
有栖川有栖(21)
西村京太郎(18)
東野圭吾(14)
横溝正史(11)
アガサ・クリスティー(10)
鯨統一郎(9)
歌野晶午(9)
麻耶雄嵩(8)
三津田信三(7)