皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
T・ランタさん |
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平均点: 6.16点 | 書評数: 43件 |
No.3 | 7点 | 終章からの女- 連城三紀彦 | 2010/01/14 17:30 |
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犯人、トリックは最初に提示されます。
そして犯人は捕まりますが・・・と言った展開です。 読者は事件の動機もそうですが、犯人の行動に関する動機も考える必要が出てきます。 しかしそれは犯人の思想的な物なのでそう分かるような物では無かったりするのですが・・・ ちなみにドロドロした部分はあまり好きじゃなかったです、はい。 |
No.2 | 8点 | 私という名の変奏曲- 連城三紀彦 | 2010/01/14 17:23 |
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同じ人物が七回殺されると言う無茶な展開を物理的トリックで成し遂げたある意味傑作と言えます。
序盤が似たような展開なのは仕方ありませんが、『犯人』の一人が罪悪感に苛まれたことから大きく事態が動き出します。 多少無茶でもこんなトリック思いついただけ見事だと思います。 一番印象に残るのはヒロインの偏執的な部分と言えますが・・・ |
No.1 | 6点 | 暗色コメディ- 連城三紀彦 | 2010/01/14 17:16 |
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掴みは充分だったと思います。
不可解な謎が幾つも出てきて困惑させる展開に非常に興味をそそられました。 しかしその中に本当に精神の病による錯覚(?)があったりで少し残念でした。 『私という名の変奏曲』より先に読んでたらもう少し好評価だったかも知れません。 |