皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
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虫暮部さん |
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| 平均点: 6.20点 | 書評数: 2274件 |
| No.2274 | 7点 | 感傷ファンタスマゴリィ- 空木春宵 | 2026/07/07 16:34 |
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| 表題作の鮮やかな入れ替わりトリック。“君は――誰だ?”。
「さよならも言えない」の、具体的に想像すると化け物じみた外見の設定をあくまで “美的感覚” で押し通す騙りの話術(正直、ラストは読めちゃったけど)。 耽美主義志向をかなぐり捨てて、エコーシステムなる秀逸なアイデアを軸に、かつてないディストピアを構築した「4W / Working With Wounded Women」。 寡作なのも納得せざるを得ない濃度なのである。 |
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| No.2273 | 7点 | 盾と矛- 方丈貴恵 | 2026/07/07 16:33 |
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| 本作は、作者得意の重層的な論理を、しかししつこくなる一瞬手前でスッと引く塩梅がなかなか好ましい。
ただ、探偵も仕事人もあまり魅力的ではないと私は感じた。“好感が持てる「嫌な奴」” でもない。みんな変に拗らせている。 特にヒミコは、“悪い罪” と “そこまで悪くはない罪” を分けて、しかも罪状そのものではなく犯行に至る動機や成り行きで線引きをしている。何かモヤモヤするなぁ。 |
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| No.2272 | 6点 | 朝からブルマンの男- 水見はがね | 2026/07/07 16:31 |
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| 良く出来た作品集ではある。しかし “日常の謎” と言うジャンルに事件の上限を規定されちゃっている感もある。
真相のスケールが、読み進むにつれて徐々にダウンしていくようだ。この収録順……止むを得ないのかなぁ? 一話目を最後に据えた方が良いのでは。 謎解き要素よりも、ブルマンの美味しい飲み方とかウミガメ料理とか、彩りの持たせ方に好感が持てる。 暗号ものはあまり好きじゃないが、表題作はああいう単純な暗号を使う状況を上手く設定してある。そこが大事。 |
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| No.2271 | 6点 | コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く- 笛吹太郎 | 2026/07/07 16:30 |
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| 私、暗号ものはあまり好きじゃないのである。暗号がどうと言うより、設定上 “解かせる前提の謎” になりがちなので、ぬるく感じる。この表題作も、動機を考慮すれば本気で解かれたくはなかっただろうが、ちょっとなぁ。
「屋上庭園の密室」。トリックそのものはともかく、鍵を掛けて密室にしたら本来の意図に反するのでは。 前巻に続いて “ハズレ無し”、とは行かなかったが総合的には好感の持てる佳作。 |
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| No.2270 | 6点 | 『瑠璃城』殺人事件- 北山猛邦 | 2026/07/07 16:30 |
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| 六つの死体移動トリックは好き。密室(いや、あそこで重要なのは自動殺人装置か)トリックは大好き。
“生まれ変わり” は手垢の付いたネタで、その差別化として “円環” とか “線ではなく点である” あたりまでは良い。それで充分もっともらしい判りにくさが生じている。しかしそこに更なる例外事例を重ねるのは行き過ぎ、混沌とし過ぎではないか。何でもアリでは困る。 ファンタジーとはいえ、ミステリとして守るべき整合性は、もう少し維持すべきだったと思う。 |
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| No.2269 | 7点 | 流れよわが涙、と警官は言った- フィリップ・K・ディック | 2026/06/29 13:22 |
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| 或る日、自分のデータが消滅して “存在しない男” になってしまう――と言う、ミステリでも見かけるプロット。SFだから遠慮無く徹底して消えてしまう。SFだからリアリティ気にせずスリリングな不条理劇として読めるのが良い。存在しない筈でもどうにか人の間でやっていく強かさは、まぁ現金を持っていたからってのも大きいか。
だけどそこはディックのこと、後半は話が警察本部長の方へ移って妙に湿っぽくなる。そんな話だったっけ? とも思った。この真相はSFだからセーフでしょう。 解説を読むと、作者の私的なトラブルが物語に影響を与えたみたいなことが書いてある。でも物語内の理屈で言うと、あの人が死なないと状況が元には戻らず、それだと作中人物が真相を認識することは出来ない筈だから話を閉じられない。従ってあの展開は必然では? その手のゴシップ的なものを真に受けて良いのか、ちょっと疑問である。 |
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| No.2268 | 7点 | 揚羽蝶- 泡坂妻夫 | 2026/06/29 13:21 |
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| 何処かで読んだ記憶のあるエピソードが幾つも鏤められている。何処か、と言うか泡坂妻夫の他の作品である。
小説が書ける紋章上絵師やマジシャンは少なく、しかも趣味性の強い限定的な領域なので、そのまま書くだけで割とオンリー・ワンな持ちネタに出来てしまうのだろう。個々のエピソードとしては大ネタではなく “さりげなく良い小粒の話” で、読んでいる最中はそこが良いのだけど、思い出そうとしてもいつの間にか “紋章上絵師やマジシャンの話” と言う大きな印象に呑み込まれてしまう。困ったね。 増補版に収録の「ホロボの神」は雑誌掲載時のヴァージョン。後に大幅改稿の上『亜愛一郎の狼狽』収録。並べて読むと、時代設定的に改稿版の方が受け入れ易いかな、と思う。 |
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| No.2267 | 7点 | 時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2- 大山誠一郎 | 2026/06/29 13:21 |
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| ほぼ安楽椅子な探偵が、“冒険” なんてしてる?
それはともかく、事件の概要が自然に物語的な興趣を要求する類のものだったのか、“謎解き以外の要素を削ぎ落とした” とはあまり感じなかった。何故本によってこうも違うのかね。 時計屋探偵個人に関する描写は、前巻から一貫して乏しい。何故か(それ故に?)、“ソツの無い人” みたいな印象がいつの間にか、“有能な部分以外は空っぽな人” のようにも思えて来た。 微笑で取り繕ってはいるが、“殿方から誘われてレストランでディナー” と言うのが彼女にとっては “冒険” なのかも知れない。 |
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| No.2266 | 5点 | 廃ゲーマー刑事 ソシャゲか捜査か- 上條つづる | 2026/06/29 13:20 |
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| “バカ” を含むネーミングってどーなの? と言いたいところだけど、このキャラクターだったらそれもアリかなぁ。
タイトル通りの設定で、それだけだったら単なる “キャラに魅力の無いキャラミス” で終わってしまう。しかし最後の一捻りでどうにか持ち直したか。短く纏まっているので呆れ尽きる前に読み終われた。 主人公に合わせたかのようなゲーマー向きの事件である。一発目だから仕方が無い。もし続きがあるなら、非 “ゲーマー向きの事件” をゲーマー的手法で捌く、と言う方向で是非。 |
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| No.2265 | 5点 | 街角ハルシネーション 探偵AIのリアル・ディープラーニング- 早坂吝 | 2026/06/29 13:20 |
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| うーむ。小粒になっちゃったなぁ。
“風景写真のAI生成疑惑” と言っても、メタ的に見れば話の流れとしてどちらに進むかは明白であって、ハルシネーションの謎も “まぁ何らかの解はあり得るのだろう” と思ってしまう。こう言ってはナンだが、所詮は写真に過ぎないので不可解さの度合いは低い。 後半の活劇もさほどではない。シリーズ前巻までの内容が関わって来る点は、承知の上で掟破りをしている感じはするが、どれだけ効果的なのか疑問符が付く。 あと初版、裏表紙の粗筋にネタバレが。しっかりしてよ新潮社。 |
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| No.2264 | 10点 | ジンタルス- 皆川博子 | 2026/06/23 16:09 |
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| これはちょっと吃驚するくらい面白かったな。寒さ、飢え、喪失、孤独、様々な苦痛が物語のアップダウンを彩り、嫌な奴もマシな奴も陰影に富む存在感を持ち、全てを象る言葉自体が柔軟な完成度を誇る。
主人公が良い流れに乗れば乗るだけ、“このままで済む筈がない” と不安が募った。見せ場は多いが、敢えて一つ選ぶなら “マクシミリアンの最期”。平行する二つの物語がミステリ的な絡み方をしなかった点が不満と言えば不満。 フェイヴァリットに『白痴』を挙げる作者のこと、ドストエフスキーへのオマージュかも。とか言える程、かの文豪を読んだわけじゃないけれど。 |
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| No.2263 | 8点 | コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎- 笛吹太郎 | 2026/06/23 16:07 |
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| バービーボーイズかと思ったら違った。そりゃそうだ。
でも “女性がいるのにどうしてボーイズなのか” に答えるなら、ビーチボーイズよりそっちだろう。 この手の、安楽椅子探偵でコージーな短編集は、普段は敬遠気味。真相がショボい、わざとらしい、あるいはこじつけがましい、と感じることが多いので。 本書も読み始めは “失敗したかな” と思った。ところが豈図らんや、これが大当たり。 真相が大き過ぎず小さ過ぎず説得力があるし、話としての着地点もさりげなく上手い。推理合戦では色々しっかり押さえている。語り口も心地良い。一冊の中にはっきりハズレのネタが混ざっていないのも立派――地味さが身上みたいな作品だからガツンとは褒めにくいけど、グッジョブ。 メドゥーサアイズの川津さん、と言うのは “蛇に睨まれた蛙” って洒落だろうか? |
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| No.2262 | 8点 | アド・バード- 椎名誠 | 2026/06/23 16:07 |
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| 日本語を基盤に据えた異界構築。筒井康隆とか小林泰三とか北野勇作とか酉島伝法とかがやってるけど、本作も負けていない。それをやると皆不思議とヌルヌルした世界になるなぁ。人間の登場しない章が幾つもあるところが良い。
(菊丸と離れた時の)マサル、脳髄男、キンジョー、C4の一行って、キャプテン・フューチャーのフューチャーメンみたいじゃない? |
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| No.2261 | 8点 | 暗闇のスキャナー- フィリップ・K・ディック | 2026/06/23 16:06 |
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| 近未来が舞台だし、時々奇妙な機械が登場するも、全体としてSF臭は薄く、寧ろ麻取系サスペンスと言える。
監視中と言う状況故にヤク中達の与太話も微妙な緊張感を生み、“ディックだからなぁ” と諦念の入り込む余地が無い。ここまで一貫したテンション、実は彼の長編では稀少じゃないだろうか。手慣れた “認識の不安定化” テーマは此処に来て洗練を極め、しかし冷静に俯瞰するとギャグにもなる。そこが良い。 最後の最後、陰謀論的な大ネタのオチはちょっと大味に感じられた。現実をそこで安定させちゃうか……しかしこれも俯瞰するとギャグで、マッチポンプな世界に対する批評なのかも知れない。 |
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| No.2260 | 5点 | リスタデール卿の謎- アガサ・クリスティー | 2026/06/23 16:05 |
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| 暗黙の諒解が成立しづらいノン・シリーズ、それを寧ろ利点として相応に生かした作品集。「ナイチンゲール荘」「事故」「白鳥の歌」あたりは、単純な被害者とか犯人とか言う話ではなくサスペンスフルな心情を上手く切り取った佳作だと思う。
一方で下らないドタバタみたいなものもあるが、謎とその解決 “だけ” のつまらないシリーズ短編よりはまだ面白い。 「六ペンスのうた」。ウィリアムのことを “従兄” と呼んでいるが、“リリー叔母” は実際には “大叔母(祖母の妹)” で、ウィリアムは “その甥” とある。従って厳密には “マグダレンの親のいとこがウィリアム” であり、マグダレンとウィリアムの続柄は “いとこ違い” である(原文未確認)。 |
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| No.2259 | 7点 | まず良識をみじん切りにします- 浅倉秋成 | 2026/06/16 15:26 |
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| 今までとは着地点を若干ズラした奇妙な作品集。リーダビリティの高さは変わらず。ジャンルの境界上をフラフラする小川哲や宮内悠介のような佇まいへの野心を見せたか。こうやってヴァリエーションが増えるのは良いこと。
全編面白かったが、“奇妙なものを書きました、と言うパフォーマンス” 的な匂いが抜けておらず、意味不明さだけでぶっちぎる至高の一編は見当たらなかった。精進したまへ。 |
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| No.2258 | 6点 | アリバイ崩し承ります- 大山誠一郎 | 2026/06/16 15:26 |
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| アリバイと言えば時刻表、と言う古いイメージが全面的に刷新された。“アリバイ崩し” 縛りによって、却って様々なヴァリエーションを捻り出せたのだろう。
意外な事実のその先でもう一捻り畳み掛ける第3話が良かった。第6話、“足跡だけを見て、途中で立ち止まったか否か判別可能” と言うのは良く判らない。 ただ、全体的に物語性は希薄。悪い意味でトリック見本市。文章力と言うか肉付け力の高い他の作家にリメイクして貰ったらどうだろうか。あっ、ドラマ化ってそういうこと? |
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| No.2257 | 6点 | 密室の鍵貸します- 東川篤哉 | 2026/06/16 15:25 |
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| 登場人物の行動が作為的だなぁと感じられる部分が幾つか目に付いて、トリックの構造は事件発生の前から何となく判ってしまった。熟考するとつまらなくなりそうなので、そっちからは目を逸らしつつ読んだ。
メインは時間の問題であるところを密室に注目させるミスリード(タイトルも含む:でも内容には合っていないのでは。鍵を貸したりしてないじゃない。つまり、もっと嵌まる映画のタイトルって無かったの?)が効いている。 真相の後半は予想外(事故だと推測した)だけど、だからと言ってさほど面白いものでもない。寧ろ “誰の為のトリックか” と言う部分が絶妙なところを突いている。 |
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| No.2256 | 6点 | これから自首します- 蒼井上鷹 | 2026/06/16 15:25 |
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| これから自首します、と言うのだから何かをやった誰かは判っているのだが、そこから謎が明後日の方向へ増殖して混乱の一途。どこかで上手く整理して欲しかった。それが無いから話自体も終わってるような終わってないような妙な読後感だ。
冒頭の、警察官がアレしていたエピソードだけ浮いている。裏社会的なキャラクターは登場させない方が良かった気もする。 いや、基本的には面白かった。ただ、必要以上に軽い印象。まぁユーモア無しで書いたらひどく陰惨な話になっちゃうか。 |
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| No.2255 | 7点 | 許されようとは思いません- 芦沢央 | 2026/06/16 15:24 |
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| 収録作品のポイントを分類すればそれなりに多彩なのに、どうも全作似たような色に見える。それだって個性が確立されていると考えれば悪いことではないが、この作者には何だか “その先” を期待したくなってしまう。本書に限らず、非常に “肝の据わった” 印象のタイトルのせいだろうか? 故に “とても面白いのに物足りない” と妙な思いが残るのであった。
「目撃者はいなかった」。“あなたに不利な証言をしますよ” と言えば対抗出来るね。しかもその場合、偽証をしたのは相手が先だから道義的にもさほど胸は痛まない。落ち着いて対処すれば道は開けるのに、と言う反語的訓話(?)。 |
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