皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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涼さん |
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平均点: 7.26点 | 書評数: 19件 |
No.9 | 8点 | パラドックス13- 東野圭吾 | 2009/07/16 16:51 |
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近年、少し本格ミステリーから離れつつある東野圭吾が、ついにここまで来てしまったのか。という感じの、「善と悪」を扱ったSFです。
とはいえ、そこは東野圭吾。読みやすいし、あきさせない展開だけに、最後まで物語に飲み込まれてしまいました。SFとして成功しています。 でも、初期の本格ミステリーが好きな僕にとっては、SFは少々不満足だったため、1点減点です。 |
No.8 | 6点 | どちらかが彼女を殺した- 東野圭吾 | 2009/05/29 21:41 |
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本文中に犯人が提示されていない、という新しい形のミステリーでしたが、僕はそこまで好きではありません。
ストーリーには東野圭吾らしさがあり、最後の場面も緊迫感があっていいのですが、やっぱりミステリーは驚かされてのミステリーです。 ただ、トリックがまったく分からず、すぐにギブアップした僕を助けてくれたネタばれサイトにプラス一点です。 |
No.7 | 9点 | 仮面山荘殺人事件- 東野圭吾 | 2009/05/22 20:55 |
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ずるいという声もありますが、どんでん返しがあってこそのミステリーだと僕は思います。緊迫感も非常にあり、クローズドミステリーとしても名作だったと僕は思います。
東野圭吾は、初期は本格ミステリーを中心に書いていましたが、最近は社会性に重点を置く作品をたくさん書いています。本格系のミステリーが好きな僕としては、少し残念です。 |
No.6 | 7点 | ゲームの名は誘拐- 東野圭吾 | 2009/05/18 21:16 |
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偽誘拐を演じているところの熱い駆け引きは、さすが東野圭吾だと思いました。
でも、最後の結末については、ちょっと安易だった感じがします。なんとなく予想のできる展開ですし、最後のページの写真についても、今ひとつはっきりしませんでした。 それでも、誘拐物といわれるミステリーの中では、傑作だったと僕は思います。 |
No.5 | 9点 | 秘密- 東野圭吾 | 2009/05/18 21:10 |
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SFチックな作品という前評判を聞いていたので、あまり期待していなかったのですが、読んでみると、この作品のとりこになってしまいました。
娘の体に妻の魂が宿ってしまったという設定から始まるこの物語は、中盤では肉親が事故にあってしまった男を描きながら、終盤の本当の「秘密」へと続いていきます。 東野さんは、初めこの作品をユーモアを交えた作品にしようとしていたそうです。僕はこっちでよかったと思ってるのですが、ユーモアを交えた「秘密」も読んでみたかったなぁ。 |
No.4 | 6点 | 天空の蜂- 東野圭吾 | 2009/05/17 22:15 |
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サスペンスとしては最高の作品。でもミステリーとしては・・・
犯人の正体に驚きがまったく無かったし、動機も今ひとつでした。もう一捻り欲しかったです。 |
No.3 | 3点 | 探偵ガリレオ- 東野圭吾 | 2009/05/17 22:10 |
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東野圭吾が大好きですが、この作品だけは理解できませんでした。まず、一般人が分からない科学を使っている時点でずるいと思いましたし、ストーリー小粒な感じが否めませんでした。
とは言ったものの、他のシリーズ作品はとても面白い作品でした。オカルトに重点をいた「予知夢」と、天才数学者との対決を描いた「容疑者xの献身」は、既に文庫化されているので読んでみるといいです。 |
No.2 | 6点 | 香子の夢−コンパニオン殺人事件- 東野圭吾 | 2009/05/17 20:44 |
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話の内容はよく分かり、意外な犯人(そうでもないか)という点でも悪くは無かったけど、トリックが東野圭吾にしては少しややこしかった気がします。
本格推理としても、あっさりとしていて、かつサプライズなトリックを使って欲しいです。 |
No.1 | 10点 | 容疑者Xの献身- 東野圭吾 | 2009/05/17 20:35 |
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僕のミステリー人生の中で、一番感動して、震えがとまらなかった本です。
ストーリー構成はもちろん、話中の小話、トリックから導き出される「純愛」。 本当にもう素晴らしくて何もいえないので、読んでみてください。 |