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測量ボ-イさん
平均点: 6.27点 書評数: 615件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.15 6点 松山着18時15分の死者- 津村秀介 2019/12/14 11:56
氏の作品は、期待以上のものはなかなかないけど、
ハズレも少ない。
抜群の安定感ですね。

No.14 6点 逆流の殺意- 津村秀介 2018/05/19 12:27
氏お得意の公共交通機関を用いたアリバイ破り作品。
種明かしはこういうのに慣れている方なら、おそらく思いつく結論
でしょうが、なるほどうまくつながるもんですねえ。
動機はちょっとどうかと思いますが、そこが主眼の作品ではなくの
で、特に気にはしません。

No.13 5点 大阪経由17時10分の死者- 津村秀介 2016/02/06 18:11
氏の作品の中ではあまり良い出来ではないか?
評価がもう一つだと、先の方の指摘にあるように文庫本の慰留指紋や、
駅前食堂での長時間滞留といった不自然な犯人の行動(アラ探し?)
が目だってしまいますね。

No.12 6点 横須賀線殺人事件- 津村秀介 2014/12/20 13:31
(ネタバレ気味です)

小粒ですが、よくまとまっています。
アリバイものが好きな方にはお勧めできるでしょう。

横須賀線でのトリックは、鮎川氏よりも、西村京太郎氏が
使いそうなトリックですね。
北海道での第二の殺人は、殺人現場(北広島市)とアリバイ
場所(博多)がいずれも空港から意外と近いというところを
活かしたもの。この辺の土地勘ある人には推理しやすそう。

No.11 5点 能登の密室- 津村秀介 2014/08/30 17:12
題名に「・・・密室」と付きながら、トリックはやや脱力系。
これなら後半のアリバイトリックの方がみどころがあったの
では?

No.10 6点 小樽発15時23分の死者- 津村秀介 2014/04/19 14:14
おおっ、これはまるで平成版「黒いトランク」ですね。
いや、これはトランクではなくス-ツケ-スですが。
出来栄えはさすがに本家には及びませんが、これはこれで
楽しめました。

No.9 6点 宍道湖殺人事件- 津村秀介 2013/04/25 22:34
プロットが魅力的で、面白く読めました。
この僕が真相を殆ど見抜けたくらいなので、謎解き的には
もう一つかも知れませんが、満足いく作品です。
ネタばれ気味ですが、家具店で仕掛けたトリックなど鮎川
御大が使いそう。
氏の作品は大当たりがない代わりに大ハズレもない、フォ
-ムが確立されていてある意味ブレない(笑)。そんな
印象です。

No.8 5点 東北線殺人事件- 津村秀介 2013/01/26 09:30
毎度おなじみのアリバイ崩しもの。
作者の手の内もだいぶ判って来た(?)ので、タネあかしは
大体想像つきました。
よく言えばフォ-ムが確立されていて安心して読めます(悪
く言うとマンネリですが)。

No.7 6点 人を乗せない急行列車- 津村秀介 2012/11/10 09:58
まずまずの作品。メイントリックは有栖川氏の某作品を連想
させます。

No.6 4点 寝台急行銀河の殺意- 津村秀介 2012/10/13 11:43
お得意のアリバイ崩しですが、内容は平凡。
意外性もあまりないし、謎(アリバイ)を解く手がかりを
読者に十分与えていないのが残念な感じです。

No.5 5点 北の旅 殺意の雫石- 津村秀介 2012/10/06 21:01
氏の作品はかれこれ10作近く読みましたが、その中では
異色の作品ですね。
オ-ソドックスなアリバイ崩しと見せて、実は・・・と
いう感じです。眉に唾をつけてお読みください。

No.4 5点 京都着19時12分の死者- 津村秀介 2012/01/05 20:12
これぞ「ザ・トラベルミステリ」というべき作品ですね(笑)
メインとなる謎のアリバイ破りが2つありますが、前者は公共
交通手段を用いたトリックです。意表をついてなかなか鮮やか
ですが、読者が推理できる材料を与えていないのが不満。
後者の写真トリックも読者が推理で真相に達することのできる
性質のものではなく正直残念(もともと僕は写真トリックが
好きではない)。

No.3 5点 古都の喪章- 津村秀介 2011/12/17 13:43
氏得意のアリバイ崩しもの。
殺人が2つあり、それぞれにアリバイが容易されています
が、種明かしはありきたりでした。
読むのに苦労はいらないので、読みにくい作品に辟易した
あとの口直しにいかがでしょう。

No.2 7点 巴里の殺意- 津村秀介 2011/12/17 13:40
氏のトラベルミステリの中では珍しく、容疑者が航空機で
海外に行っていたというアリバイを崩す作品。
犯行動機や犯人像はありきたりですが、このアリバイトリ
ックはなかなか見事ですね。しかも現実の犯罪に応用でき
そうで妙にリアルさも感じます。

採点は6点クラスかなと思いますが、イタリア・フランス
の風景描写も印象に残るのでプラス1点。

No.1 7点 保津峡殺人事件- 津村秀介 2011/11/12 13:54
アリバイ崩しのトラベルミステリとしては水準的作品。
こういうのが好みの方にとっては、安心して楽しめそうです。
容疑者のアリバイが崩れたと思いきや・・・といったカラクリ
も用意されています。

著者は残念ながらもう故人ですが、アリバイ崩しの作品を
多く書いた作家です。
氏の作品を数点読みましたが、大ハズレがない代わりに、
大ホ-ムランのない・・・アリバイ崩しの作品が多く、鮎哲
氏の亜流っぽいですが、まあそれも好意的に見えてしまうの
で採点は甘めで。

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測量ボ-イさん
ひとこと
このサイトを知ってから2年くらい経ちますが、
ようやく自分で書評を書いてみようという気になりました。どうぞ宜しくお願いいたします。
好きな作家
島田荘司(初期作品は殆ど読んだ)、鮎川哲也(氏の長編22作はコンプリ-ト)、有栖川...
採点傾向
平均点: 6.27点   採点数: 615件
採点の多い作家(TOP10)
鮎川哲也(45)
島田荘司(38)
有栖川有栖(31)
歌野晶午(20)
折原一(19)
綾辻行人(16)
高木彬光(15)
津村秀介(15)
東野圭吾(11)
西村京太郎(11)