皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
測量ボ-イさん |
|
---|---|
平均点: 6.25点 | 書評数: 624件 |
No.15 | 6点 | 松山着18時15分の死者- 津村秀介 | 2019/12/14 11:56 |
---|---|---|---|
氏の作品は、期待以上のものはなかなかないけど、
ハズレも少ない。 抜群の安定感ですね。 |
No.14 | 6点 | 逆流の殺意- 津村秀介 | 2018/05/19 12:27 |
---|---|---|---|
氏お得意の公共交通機関を用いたアリバイ破り作品。
種明かしはこういうのに慣れている方なら、おそらく思いつく結論 でしょうが、なるほどうまくつながるもんですねえ。 動機はちょっとどうかと思いますが、そこが主眼の作品ではなくの で、特に気にはしません。 |
No.13 | 5点 | 大阪経由17時10分の死者- 津村秀介 | 2016/02/06 18:11 |
---|---|---|---|
氏の作品の中ではあまり良い出来ではないか?
評価がもう一つだと、先の方の指摘にあるように文庫本の慰留指紋や、 駅前食堂での長時間滞留といった不自然な犯人の行動(アラ探し?) が目だってしまいますね。 |
No.12 | 6点 | 横須賀線殺人事件- 津村秀介 | 2014/12/20 13:31 |
---|---|---|---|
(ネタバレ気味です)
小粒ですが、よくまとまっています。 アリバイものが好きな方にはお勧めできるでしょう。 横須賀線でのトリックは、鮎川氏よりも、西村京太郎氏が 使いそうなトリックですね。 北海道での第二の殺人は、殺人現場(北広島市)とアリバイ 場所(博多)がいずれも空港から意外と近いというところを 活かしたもの。この辺の土地勘ある人には推理しやすそう。 |
No.11 | 5点 | 能登の密室- 津村秀介 | 2014/08/30 17:12 |
---|---|---|---|
題名に「・・・密室」と付きながら、トリックはやや脱力系。
これなら後半のアリバイトリックの方がみどころがあったの では? |
No.10 | 6点 | 小樽発15時23分の死者- 津村秀介 | 2014/04/19 14:14 |
---|---|---|---|
おおっ、これはまるで平成版「黒いトランク」ですね。
いや、これはトランクではなくス-ツケ-スですが。 出来栄えはさすがに本家には及びませんが、これはこれで 楽しめました。 |
No.9 | 6点 | 宍道湖殺人事件- 津村秀介 | 2013/04/25 22:34 |
---|---|---|---|
プロットが魅力的で、面白く読めました。
この僕が真相を殆ど見抜けたくらいなので、謎解き的には もう一つかも知れませんが、満足いく作品です。 ネタばれ気味ですが、家具店で仕掛けたトリックなど鮎川 御大が使いそう。 氏の作品は大当たりがない代わりに大ハズレもない、フォ -ムが確立されていてある意味ブレない(笑)。そんな 印象です。 |
No.8 | 5点 | 東北線殺人事件- 津村秀介 | 2013/01/26 09:30 |
---|---|---|---|
毎度おなじみのアリバイ崩しもの。
作者の手の内もだいぶ判って来た(?)ので、タネあかしは 大体想像つきました。 よく言えばフォ-ムが確立されていて安心して読めます(悪 く言うとマンネリですが)。 |
No.7 | 6点 | 人を乗せない急行列車- 津村秀介 | 2012/11/10 09:58 |
---|---|---|---|
まずまずの作品。メイントリックは有栖川氏の某作品を連想
させます。 |
No.6 | 4点 | 寝台急行銀河の殺意- 津村秀介 | 2012/10/13 11:43 |
---|---|---|---|
お得意のアリバイ崩しですが、内容は平凡。
意外性もあまりないし、謎(アリバイ)を解く手がかりを 読者に十分与えていないのが残念な感じです。 |
No.5 | 5点 | 北の旅 殺意の雫石- 津村秀介 | 2012/10/06 21:01 |
---|---|---|---|
氏の作品はかれこれ10作近く読みましたが、その中では
異色の作品ですね。 オ-ソドックスなアリバイ崩しと見せて、実は・・・と いう感じです。眉に唾をつけてお読みください。 |
No.4 | 5点 | 京都着19時12分の死者- 津村秀介 | 2012/01/05 20:12 |
---|---|---|---|
これぞ「ザ・トラベルミステリ」というべき作品ですね(笑)
メインとなる謎のアリバイ破りが2つありますが、前者は公共 交通手段を用いたトリックです。意表をついてなかなか鮮やか ですが、読者が推理できる材料を与えていないのが不満。 後者の写真トリックも読者が推理で真相に達することのできる 性質のものではなく正直残念(もともと僕は写真トリックが 好きではない)。 |
No.3 | 5点 | 古都の喪章- 津村秀介 | 2011/12/17 13:43 |
---|---|---|---|
氏得意のアリバイ崩しもの。
殺人が2つあり、それぞれにアリバイが容易されています が、種明かしはありきたりでした。 読むのに苦労はいらないので、読みにくい作品に辟易した あとの口直しにいかがでしょう。 |
No.2 | 7点 | 巴里の殺意- 津村秀介 | 2011/12/17 13:40 |
---|---|---|---|
氏のトラベルミステリの中では珍しく、容疑者が航空機で
海外に行っていたというアリバイを崩す作品。 犯行動機や犯人像はありきたりですが、このアリバイトリ ックはなかなか見事ですね。しかも現実の犯罪に応用でき そうで妙にリアルさも感じます。 採点は6点クラスかなと思いますが、イタリア・フランス の風景描写も印象に残るのでプラス1点。 |
No.1 | 7点 | 保津峡殺人事件- 津村秀介 | 2011/11/12 13:54 |
---|---|---|---|
アリバイ崩しのトラベルミステリとしては水準的作品。
こういうのが好みの方にとっては、安心して楽しめそうです。 容疑者のアリバイが崩れたと思いきや・・・といったカラクリ も用意されています。 著者は残念ながらもう故人ですが、アリバイ崩しの作品を 多く書いた作家です。 氏の作品を数点読みましたが、大ハズレがない代わりに、 大ホ-ムランのない・・・アリバイ崩しの作品が多く、鮎哲 氏の亜流っぽいですが、まあそれも好意的に見えてしまうの で採点は甘めで。 |