皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
シュウさん |
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平均点: 6.78点 | 書評数: 141件 |
No.4 | 7点 | コンピュータの熱い罠- 岡嶋二人 | 2008/11/24 22:25 |
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子供の頃コロコロコミック等に掲載されていたマイコン漫画に憧れていたこともあってとてもワクワクしながら読みました。
80年代のコンピュータ関係の話は職人的な雰囲気があってなんだか凄く格好いいです。 ミステリ的には主要登場人物の少なさもあって犯人当てが容易なのが難ですが、サスペンスとして楽しく読めました。 あと一人で事件を追って主人公に情報提供をしない古川さんが生き残れるのかにハラハラドキドキしたんだけど・・・やっぱりなあ。 |
No.3 | 5点 | 記録された殺人- 岡嶋二人 | 2008/10/29 00:36 |
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凡作が多い印象の短編集だけどこの中だと「バッド・チューニング」が一番面白かったかな。他のはみんな最初の方で犯人分かってしまった。
スリー・パーセントってグループ名は消費税から取ったのかなと思ったら「バッド・チューニング」は83年の作なのかあ。じゃあ違うか。 |
No.2 | 7点 | 七日間の身代金- 岡嶋二人 | 2008/10/01 18:37 |
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確かに密室ものになってからは真相が半分明らかになり、主要登場人物も減るために犯人は分かりやすくなりますが
その分密室という新たな謎がある訳ですのでその辺は気になりませんでした。 もともと最初の誘拐事件から読者を引き込む力を感じる作品なので一気にぐいぐい読めました。 主人公カップルをはじめ登場人物が魅力的でドラマで見てみたい作品です。 |
No.1 | 10点 | そして扉が閉ざされた- 岡嶋二人 | 2008/09/24 19:03 |
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本書は純粋に犯人当てを楽しみたい人にぴったりです。何しろ犯人候補は4人しかいないのですから。
それでも犯人当ては非常に難しく、謎が解けてみればなるほどと納得できる素晴らしい作品です。 本格の鏡といってもいい作品だと思います。 |