皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
ロビンさん |
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平均点: 6.56点 | 書評数: 130件 |
No.7 | 6点 | 摩天楼の怪人- 島田荘司 | 2009/02/15 13:06 |
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御手洗の活躍を読めるのは嬉しいけど、この真相はちょっとなぁ、というのが正直な感想です。
お得意の壮大で幻想的な謎は氏らしく非常に惹かれますが、これは推理ではなく知識を披露しているだけです。 |
No.6 | 5点 | 水晶のピラミッド- 島田荘司 | 2009/01/04 19:36 |
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あまりにも長すぎるし、トリックもひどすぎる。御手洗シリーズでなかったら間違いなく途中で諦めてます。それでようやく名探偵登場!と思ったら、真相にガッカリ。 |
No.5 | 4点 | 魔神の遊戯- 島田荘司 | 2008/12/13 22:16 |
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バレバレ。だって彼らしくないんだもの。あまりにも事件が幻想的すぎて、真相とギャップがありすぎるとはよく言われますが、今回はしょぼすぎる。
いろんなトリックのネタを寄せ集めただけの、二番煎じな作品だと感じてしまった。 |
No.4 | 8点 | 眩暈- 島田荘司 | 2008/11/23 22:50 |
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ふう、お腹いっぱい。楽しめたなあ。普段はロジック重視の地味な作品(失礼)を好んで読んでいるので、久しぶりに重厚で壮大な謎の物語世界を堪能できた。ただ、今回は謎の幻想性ばかり際立ち、心動かすような真相ではなかったのが残念。それを狙っているのは感じられるんだけど、僕には届かなかった。
あと、御手洗は頭脳戦だけじゃないのね。 |
No.3 | 8点 | ネジ式ザゼツキー- 島田荘司 | 2008/10/16 19:50 |
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途中で御手洗が物凄いロジックを展開してくれるおかげで、おそらくほとんどの読者にはメインのトリックは分かってしまうだろう。それでも残る事件の不可解な点、猟奇的殺人の真相がラストに明かされ、前記のロジックでは理解し切れなかった部分がようやく把握できた。
この作品の御手洗さんはずいぶんおとなしいですね。彼の個性がほとんど出てこない。 |
No.2 | 6点 | 暗闇坂の人喰いの木- 島田荘司 | 2008/09/13 00:25 |
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うーん……結局、こういった機械的な大技トリックは自分には合わないということかなぁ。
恐怖を煽る怪奇現象が論理で解き明かされていくことにはカタルシスはある。ただ、提示された謎があまりにも壮大だったため、解決編も「これだけ?」と肩透かしを食らった気分。 まあ、偶然はべつに良いんです。それがより怖さを引き立てているから。 |
No.1 | 9点 | 異邦の騎士- 島田荘司 | 2008/08/27 04:24 |
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いやあ、感動!何も前情報がない状態で読んでよかった。
島田さんらしいトリック小説かと思いきや、記憶を失った主人公のサスペンス物語。途中からそう割り切って読んでいたので、御手洗の推理に驚き。やっぱりド本格。 でもこの作品の評価は、やっぱり小説としての部分にあるかと。『長いお別れ』でのマーロウとレノックスを彷彿とさせられた、主人公と御手洗の関係性。もしかして、あの人だったらいいなと読んでいたら、あの人でした。 |