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白い風さん
平均点: 6.24点 書評数: 432件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.23 6点 鍵の掛かった男- 有栖川有栖 2016/02/29 23:29
火村シリーズで長編でしたね。
今回は自殺か他殺かまだ分からない所からのスタートで今までと違った手法でしたね。
それ故に被疑者のことを調べる操作がメインでしたね。
ラスト近くに作家影浦の言葉を使っての”読者への挑戦”もあったのも楽しめました。
ただ個人的には長編なら学生アリス編を読みたいですね。

No.22 7点 怪しい店- 有栖川有栖 2015/02/10 17:32
火村英生シリーズの5編の短編集。
この中では唯一事件が起こってない「潮騒理髪店」が好きです。
犯人側から見た「ショーウィンドウを砕く」も視点が変わっていて面白いけど、殺人の動機がビミョウだったな。
火村シリーズも嫌いじゃないけど、もうそろそろ江神二郎シリーズも読みたいな。

No.21 6点 幻坂- 有栖川有栖 2013/05/29 22:49
大阪にあるそれぞれの坂にまつわる9編の短編集ですね。
鎌倉・江戸時代の物から現代の大阪を扱った物まで多彩でしたね。
松尾芭蕉の最期を扱った「枯野」が面白かった。

No.20 7点 江神二郎の洞察- 有栖川有栖 2013/01/24 22:19
江神シリーズ(学生アリス)の短編集ですね。
これだけでも、十二分に楽しめるけど、やっぱり過去の4作品を読んでいた方がより楽しめるかもね。
内容的には大好きなので8点なんだけど、ここはミステリの祭典だから、7点にしちゃいました(笑)
「やけた線路」のように実際の殺人事件も扱ってあったが、他の8編は日常ミステリーの類です。
先輩のノートが無くなった「瑠璃荘事件」と望月先輩の処女作の入っていた「除夜を歩く」もよかったけど、やっぱりマリアが登場した「蕩尽に・・・」が一番好きかな。

No.19 4点 高原のフーダニット- 有栖川有栖 2012/09/19 19:36
「オノコロ島ラプソディ」「ミステリ夢十夜」「高原のフーダニット」の3編の短編集ですね。
う~ん、どれもイマイチだった・・・。
特に夏目漱石の『夢十夜』のミステリ版を目論んだ「ミステリ夢十夜」は意味不明だった(爆)

No.18 6点 虹果て村の秘密- 有栖川有栖 2011/11/28 20:45
少年少女のためのミステリーランド、大人な私も楽しめました(笑)
謎解きのロジックも楽しめました。
文字も大きくて読み易かったしね(笑)

No.17 3点 真夜中の探偵- 有栖川有栖 2011/11/18 22:27
シリーズの2作目だったんだね。
それを知らずに読んだのが、悪かったんだけど、連ドラの第3話あたりを見た感じでしっくりこなかった。
それに主人公の空閑純を筆頭に誰も共感できる人物も居なかった。
この後も続くらしいけど、多分このシリーズはもう読まないと思うな。

No.16 6点 長い廊下がある家- 有栖川有栖 2011/03/19 15:39
4編の火村シリーズの短編集ですね。
「ロジカル・・・」が面白かったかな。
途中で自分ならどう回避するかを考えましたね。
最後に火村が”青”のグラスに変えた意図までは分らなかったけどね。

No.15 6点 赤い月、廃駅の上に- 有栖川有栖 2009/03/22 13:06
鉄道をからめた幻想的な話、怪談的な話10作品の短編集ですね。
怪異的な話が多かったかな。
どれもそれなりに楽しめました。

No.14 6点 暗い宿- 有栖川有栖 2009/02/14 00:32
宿を巡る4つの短編集。
題名の「暗い宿」では何故、そこに遺体が埋められたのか…が面白かったかな。
また、「ホテル・ラフレシア」では名曲”ホテル・カルフォルニア”の歌詞が上手くスパイスに使われていましたね。
私には「201号室の災厄」はビミョウでしたね。
えっ、結局その場を誤魔化すための推理?(なんかスッキリしなかったね)

No.13 6点 ブラジル蝶の謎- 有栖川有栖 2009/01/21 21:07
火村助教授の6編の短編集ですね。
相変わらず、即行解決で読みやすいけど軽いのが欠点かな。
まっ、短編集なのだから仕方がないんでけどね。
題名の”ブラジル蝶”は手間を掛けての犯行…私的にはちょっとビミョウでしたね。

No.12 6点 火村英生に捧げる犯罪- 有栖川有栖 2008/12/25 00:15
数ページしかない作品もあり、軽い作品が多かったですね。
作品的には題名作品よりも「あるいは四風荘殺人事件」が印象に残ったかな。
話自体の構成はすぐ判ったけど、なかの犯人がちょっと不意をつかれた感じを受けました。

No.11 5点 幽霊刑事- 有栖川有栖 2008/08/16 10:41
面白い設定だと思うけど、折角(?)幽霊になったんだからもっと特別な捜査して欲しかったな。
射殺犯が初めから分かっていたくらいで後はほとんど特殊捜査らしいものも無かった気がする。
まっ、あまりやり過ぎると推理小説にならないけどね。
それに動機がちょっと(いやかなり)ビミョウだと思う。

No.10 8点 女王国の城- 有栖川有栖 2008/05/05 17:16
トリック的には「双頭の悪魔」の方がレベルが高かった気がします。
でも、推理じゃなくて小説としてはこちらの方が読みやすくて好きですね。
評価は7か8か悩みましたが、「孤島パズル」「双頭の悪魔」を通じてアリス・マリアの関係が好きなので8にしました。
是非、この二人の完結編が読みたいですね。

No.9 7点 孤島パズル- 有栖川有栖 2008/04/30 21:32
先に「双頭の悪魔」を読んでいたので、マリアとアリスの関係が楽しみでした。
二人の関係・やりとりは推理小説の枠を越え楽しめました。
”モアイパズル”(私は解けなかったけど)を含め、江神さんの推理の過程も納得できるものでした。
江神シリーズは人物関係が楽しめるのが好きですね。

No.8 6点 月光ゲーム- 有栖川有栖 2008/04/21 22:17
正直、江神さんの解説には納得出来ないところもあったけどストーリーは楽しめました。
それに「読者への挑戦」もあり、閉鎖空間での”フーダニット”好きなんですよね。
”江神シリーズ”これからスタートだと思うとワクワクします。

No.7 6点 絶叫城殺人事件- 有栖川有栖 2008/04/05 18:59
6編の短編集。
ちょっとビミョウな物もあったけどトータルとしては楽しめました。
私的には題名の”絶叫城”より「黒鳥亭・・・」「紅雨荘・・・」が面白かったかな。

No.6 5点 マレー鉄道の謎- 有栖川有栖 2008/03/25 21:10
いつもの有栖川さん作品のワクワクドキドキ感が私には少なかったですね。
肝心の目張り密室トリックの解説もワクワク感が無かったです。
第二、第三の事件が起こった奇異性がこのストーリーの目玉なのかな?
比較的スーと読んでいってしまった気がします。
ちょっと長編である必要性が無いかも。

No.5 7点 マジックミラー- 有栖川有栖 2008/03/07 22:26
登場人物も少なく、内容もシンプルなので読み易かったです。
逆に人物描写が弱かった気がします。
”アリバイ講義”中に出てくる作品(あとがきより)は今後の購入の参考にしたいですね。

No.4 5点 乱鴉の島- 有栖川有栖 2008/02/09 20:36
犯人当てミステリとしては、動機を全く無視ってのがちょっとどうかな?
遺体の移動理由の所はミステリらしく納得できました。
島に人々が集まった理由もちょっと弱いような気がしました。

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白い風さん
ひとこと
2017年2月でストップしてました。
なので久し振りに評価をまとめて書きますね(笑)
好きな作家
採点傾向
平均点: 6.24点   採点数: 432件
採点の多い作家(TOP10)
東野圭吾(57)
宮部みゆき(29)
有栖川有栖(23)
森博嗣(16)
湊かなえ(16)
西澤保彦(14)
加納朋子(13)
誉田哲也(12)
北村薫(11)
海堂尊(11)