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ウィンさん
平均点: 6.15点 書評数: 55件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.4 5点 愚者のエンドロール- 米澤穂信 2010/09/25 12:32
今回は今迄に読んだ米沢穂信の作品の中では一番ミステリらしい作品だった。
作者のミステリ好きも随所で明かされているし。
これは毒チョコ方式のミステリだと後書きに書かれているが、言われてみれば納得。
話が反れるが毒チョコは名作ミステリだと思う。
まあこの作品に一つ欠点を付けるなら、今回は謎解きという要素に走りすぎて、古典部という要素が疎かになってしまったことだろう。

No.3 5点 夏期限定トロピカルパフェ事件- 米澤穂信 2010/09/25 12:25
前作よりも面白かった。
相変わらずな「小市民」っぷりには恐れ入るばかりだ。
とはいえ、多少「小市民」としてのルールを乱してもいる。
今回は前作よりも、さらに小佐内さんのスイーツ好きが前面に押し出されている感じ。
夏休みをスイーツ食べ歩きに費やすほどである。
個人的には表題にあるトロピカルパフェよりも、小鳩常五朗絶賛のシャルロットが気になった。
肝心の事件の方は、まあそんなもんだろう……といった感じのもの。

No.2 6点 氷菓- 米澤穂信 2010/09/25 12:19
読みやすく、気軽に楽しめるミステリ。
小さな謎を解くだけなのだが楽しめる。
気になるのは、タイトル。
「氷菓」とは何なのか?……古典部の文集の題名である。
なぜ古典部の文集名が「氷菓」なのかは読んでからのお楽しみ。
色んな意味で納得させられると思う。
古典部という部活は興味深い。
壁新聞部なる新聞部とは全く別である部も存在する神山高校。恐るべし。

No.1 6点 春期限定いちごタルト事件- 米澤穂信 2010/09/25 12:18
面白かった。
俺は基本的に殺人事件の起こるミステリの方を好むという物騒な人間なのだが、そういった部類に入らないこのミステリをすっかり気に入って読んでしまった。
本書では日本中を震撼させる事件どころか、一つの市を震撼させる事件さえも起こらない。
起こる事件と言えば、些細な盗難事件が一番物騒で、「おいしいココアの作り方」では、事件は起こらない。
些細な謎を解くのみだ。
しかし、ちゃんと謎解きが成立しているからおもしろいのである。

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ウィンさん
ひとこと
以前に読んだものからぼちぼちとアップしていってます。
昔に書いたレビューをコピペしているので、かなり稚拙な感想が多々見られると思いますが、ご容赦ください。
好きな作家
幅広く読みますが、やっぱりミステリ好きのもととなったのは江戸川乱歩と横溝正史。
採点傾向
平均点: 6.15点   採点数: 55件
採点の多い作家(TOP10)
東野圭吾(7)
米澤穂信(4)
貫井徳郎(3)
北森鴻(3)
大崎梢(3)
薬丸岳(2)
大倉崇裕(2)
伊坂幸太郎(2)
はやみねかおる(2)