皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
ぷねうまさん |
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平均点: 6.51点 | 書評数: 177件 |
No.14 | 4点 | 暗黒館の殺人- 綾辻行人 | 2008/01/16 05:30 |
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長かった。
長いので読みながら「もしかして・・・」とあれこれ意外な結末の真相を巡らせていたのだが、トリックがことごとくその想像の範疇内だったのにはガッカリ。 一番気になっていた「視点の存在」も論理的な解明がなされていなくてガッカリ。「暗黒館の不思議な力」とか言われてももはやただのオカルトだし、それが許されるんだったら何でもありじゃん。 とにかく疲れた。さあ、寝よ。 |
No.13 | 6点 | どんどん橋、落ちた- 綾辻行人 | 2007/09/19 22:11 |
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「綾辻行人の苦悩シーン」がなかったらもっと低い評価になっていただろう短編集。
基本的にこういう遊び心溢れた作品は好きだ。 関係ないけど本格推理作家って大抵悩むよね。はよ解決してどんどん新作出してくれ。 |
No.12 | 7点 | フリークス- 綾辻行人 | 2007/09/19 22:05 |
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綾辻行人の真骨頂。 |
No.11 | 6点 | 鳴風荘事件- 綾辻行人 | 2007/09/19 22:02 |
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あまりにもパズル的すぎるが、こういう論理でゴリゴリ圧されるのも悪くないかも。
作品の雰囲気とか、心に残ったものは皆無に等しい。でもそれでいいと思う。 |
No.10 | 8点 | 殺人鬼- 綾辻行人 | 2007/09/19 21:59 |
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トリックはおまけとして、とにかくホラーとして楽しめるかどうかを評価の対象とすべきだと思うが、普段ホラーを読まない者としては新鮮で面白かった。
これ系苦手なのに綾辻作品だからという理由だけで手に取ってしまった方にはご愁傷様と言うしかない。 |
No.9 | 6点 | 暗闇の囁き- 綾辻行人 | 2007/09/19 21:56 |
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囁きシリーズでは一番好きな作品。暗い話ではあるのにいつも感じる陰鬱的な感じが少なかったのが読みやすかった原因か。 |
No.8 | 3点 | 殺人方程式- 綾辻行人 | 2007/09/19 17:09 |
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モロ理系。読んでる途中で本当に作者の作品か?と疑った。
インパクトがなさすぎる。 |
No.7 | 4点 | 緋色の囁き- 綾辻行人 | 2007/09/19 17:06 |
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トリックがどうとかストーリー展開とかより、作品全体の雰囲気を味わいながらじっくり読むのが一番楽しい読み方なのかな。
作品自体は好きではないが、行間から不穏な空気を出せる綾辻はすごいと思う。 |
No.6 | 7点 | 黒猫館の殺人- 綾辻行人 | 2007/09/19 15:34 |
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トリックは派手(というかバカ)なのに、地味な印象を受けるのはストーリー展開のせいかな。でもわりと好き。 |
No.5 | 8点 | 時計館の殺人- 綾辻行人 | 2007/09/19 15:29 |
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時計館を綾辻ベストに推す人も多いけど、確かに雰囲気、トリック、構成全てが素晴らしく良作には違いない。特に後半のトリックの伏線回収は舌を3回転ほど巻いた。
ただなんか良くできすぎてて、フランス料理のフルコース食べたみたいな。僕は雑な味でもB級グルメの方が好きだ。 |
No.4 | 4点 | 人形館の殺人- 綾辻行人 | 2007/09/19 15:25 |
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反則云々は全く反則とは思わないけれど、単純に物語として面白くないから評価が低いんじゃないだろうか。
1回こっきりの企みとしての作者の心意気はやはり好き。 |
No.3 | 9点 | 迷路館の殺人- 綾辻行人 | 2007/09/19 13:52 |
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バカミスと言ってもいいんじゃないかと思うぐらい遊び心がすごい。作中作設定も楽しめたし、どんでん返しの連続も嬉しかった。全体的にコミカルな雰囲気。 |
No.2 | 4点 | 水車館の殺人- 綾辻行人 | 2007/09/19 13:45 |
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雰囲気はバツグンで、もう僕の書棚の文庫本自体から漂ってくるこの陰鬱な空気はなんだろう。ただあえて騙されようと思って何も考えずに読んでるのにそれでもトリックと犯人が分かってしまったのが最大のガックシ。後から森博嗣の『笑わない数学者』みたいに裏トリックがあるのかも、と思って再読したけどそういうわけじゃなかったみたいで。2度ガックシ。 |
No.1 | 10点 | 十角館の殺人- 綾辻行人 | 2007/09/19 13:37 |
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例の一行で、僕の頭の上に浮かんでいたでっかいクエスチョンマークの上の棒をぐいんと真っ直ぐにさせられて「!」となりました。気持ちよく騙される快感を教えてくれた作品。
ただミステリ初読の作品なのに、登場人物がいきなり古典の作家名なのには疎外感を感じた。これは僕のせいですが。 客観的に見たらこの作品は10点ではないのかもしれないと最近思っている。 |