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[ 本格 ]
オフィーリアは死んだ
マギー・ライアンシリーズ
P・M・カールソン 出版月: 1987年08月 平均: 5.00点 書評数: 1件

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扶桑社
1987年08月

No.1 5点 nukkam 2015/09/28 21:06
(ネタバレなしです) 米国の女性作家P・M・カールソン(1940年生まれ)の1985年発表のミステリーデビュー作でマギー・ライアンシリーズ第1作の本格派推理小説です。このシリーズは1980年代後半から1990年代前半にかけて集中的に発表されていますが作中時代は1960年代後半から1970年代後半にまたがった設定で、本書の作中時代は1967年だそうです。作者は働く母親を探偵役にしたミステリーを描くことを目指しており、後の作品ではマギーは2人の子供の母親として活躍するのですが本書ではまだ独身です。物語の3分の2ぐらいまで事件が起きません。事件発生の遅いミステリーはいかにしてそこまで読者の集中力を維持させるかに作者の手腕が問われますが、凶事が起きそうな雰囲気もなく中盤まで間延びしてしまった印象を受けました。殺人が起きてからは十分にミステリーらしくなりますけど。あとサンケイ文庫版のタイトルは被害者が誰になるのか予想しやすくなっているので個人的には好きではありません(英語原題は「Audition for Murder」です)。すぐに事件が起きるのなら話は別ですが、本書のように誰が殺されるかなかなかわからないプロットでこのタイトルは配慮に欠けてるように思います。


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P・M・カールソン
1994年03月
栗色の髪の保安官
平均:5.00 / 書評数:1
1993年04月
真夏日の殺人
平均:5.50 / 書評数:2
1987年08月
オフィーリアは死んだ
平均:5.00 / 書評数:1