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赤い病院の惨劇
川田弥一郎 出版月: 1994年05月 平均: 6.00点 書評数: 1件

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祥伝社
1994年05月

祥伝社
1998年06月

No.1 6点 E-BANKER 2010/10/02 00:38
現役医師による長編ミステリー。
今回も、とある地方の大病院を舞台として連続殺人事件が起こるわけですが、真相解明や事件の背景の「鍵」は「ある医薬品」にあるという、純粋な医療ミステリーです。
探偵役は看護学校に通う18歳の素人女性2人というわけで、卓越した頭脳による天才的推理ではなく、ダミーの仮説を立てては壊すの繰り返しで、ラストには真相に行き着くという展開・・・
「見せ方」があまりうまくなくて損をしてますが、準密室からの死体脱出や衆人環視の中での殺人など、トリックのテーマとしてはなかなか唸らせるものはあると思います。
伏線もなかなか巧みなのに、今一つ盛り上がりに欠ける印象なので、ちょっともったいない気がしてなりません。(そこが、某海堂氏と違うところでしょうか?)


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川田弥一郎
1994年05月
赤い病院の惨劇
平均:6.00 / 書評数:1
1993年07月
白い狂気の島
平均:7.00 / 書評数:1
1992年09月
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平均:6.00 / 書評数:2